関空特快ウイングとは? わかりやすく解説

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関空特快ウイング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:55 UTC 版)

関空快速・紀州路快速」の記事における「関空特快ウイング」の解説

1995年4月20日ダイヤ改正登場し1999年5月10日ダイヤ改正まで運行され列車である。阪和線における特別快速格の列車は、1978年に「新快速」が廃止され以来、約17年ぶりの復活であった。さらに、目玉として指定席を1両設定した停車駅大阪駅天王寺駅堺市駅鳳駅和泉府中駅日根野駅りんくうタウン駅初期段階報道では、停車駅天王寺駅日根野駅のみで、鳳駅りんくうタウン駅停車検討中としていたが、関空快速一部置き換える形での運行決定したことと、乗降客の多い堺市駅和泉府中駅乗車機会減少を防ぐため、最終的にこれらの駅もすべて停車とされた。結果当時関空快速との停車駅の差は西九条駅弁天町駅新今宮駅東岸和田駅熊取駅の5駅となった。運転本数は、設定当初日中1時間ごとに下り7本・上り6本が設定されていたが、1996年3月16日京橋行き増発して7往復となった指定席車掌による検札容易にするため、両方向とも最後尾車両上り1号車下り6号車)とされ、「指定席」「自由席」(裏表入れ替え)の案内プレート備えられた。また、後にJR難波駅発の関空快速にも指定席設定された(クモハ223-100の運転台寄りOCATチェックイン客用荷物室を設置)。しかし、自由席座席変わらないため割高感もあって指定席利用率終始極めて悪く、また指定席であることを知らなかった客による誤乗も絶えなかったうえに自由席混雑拍車をかけたため、利用者からの苦情多かった加えて期待され大阪駅 - 関西空港駅直通輸送でも、鉄道定時性の高さをもってしても高速道路渋滞少なさから本数の多いリムジンバスより優位に立てなかっただけでなく、大阪環状線内は無停車であったためにこれも誤乗が多かった上に追い越しもできず続行運転となったため速達性を発揮できないなど、デメリットばかりが目立つようになったため、1999年5月10日ダイヤ改正で、阪和線快速列車再編に伴い廃止された。なお指定席設定は、JR難波発の関空快速では1998年10月ダイヤ改正で(その後荷物室を客室復元)、関空特快ウイング」では編成組み替えのため、ダイヤ改正前に順次廃止された。併せて関空快速号数付す必要がなくなったため号数表記止めている。

※この「関空特快ウイング」の解説は、「関空快速・紀州路快速」の解説の一部です。
「関空特快ウイング」を含む「関空快速・紀州路快速」の記事については、「関空快速・紀州路快速」の概要を参照ください。

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