野戦軍(Field Army)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 14:57 UTC 版)
「イギリス陸軍の編成」の記事における「野戦軍(Field Army)」の解説
イギリス陸軍の定義で言う「配備可能な」部隊、つまり再編成なしで即座に実戦投入可能な部隊は基本的に野戦軍に所属する。野戦軍は実戦部隊を管理する組織ではあるが、野戦軍司令部そのものが作戦指揮を執ることは無い。 野戦軍司令部第1師団(装甲師団 ドイツ駐留)師団直轄部隊 第4機械化旅団 第7装甲旅団 第20装甲旅団 第3師団(機械化師団 イギリス本土駐留)師団直轄部隊 第1機械化旅団 第12機械化旅団 第19軽歩兵旅団 第52歩兵旅団(旅団に所属しない軽歩兵大隊の管理部隊で基本的に作戦の指揮を執らない。エジンバラ城の警衛任務も担当) 第6師団(海外派遣のための司令部組織で固有の部隊を持たない。最終的にはイラク派遣部隊の陸軍司令部組織を吸収予定) 戦域部隊司令部(支援部隊を統括する)第1通信旅団(NATO欧州連合軍即応部隊(ARRC/旧イギリス第1軍団)の通信部隊) 第2通信旅団(大規模自然災害等の非常事態における有線・無線・コンピュータネットワーク等の国家レベル通信手段の復旧および確保) 第11通信旅団(戦域レベル支援のための戦域内通信・衛星通信・電子戦) 第1軍事情報旅団(軍事情報の収集と保護、通訳・語学スペシャリストの運用、心理戦) 第2衛生旅団(野戦病院の運用) 第8工兵旅団(戦域レベル支援のための工兵部隊)第12工兵グループ(ジェット戦闘機を運用可能な仮設飛行場の設置と運営) 第29工兵グループ(爆発物処理) 第170工兵グループ(海外作戦のための仮設地上部隊基地の設営と運用) 第1砲兵旅団(戦域レベル火力支援のための砲兵部隊。砲兵観測大隊・UAV・MLRSを運用) 統合防空本部(地対空ミサイルの運用) 第101補給旅団(第3師団の補給支援) 第102補給旅団(第1師団の補給支援) 第104補給旅団(NATO欧州連合軍即応部隊(ARRC/旧イギリス第1軍団)の補給支援) 地上戦センター(諸兵科連合部隊の戦技開発・訓練) 第11旅団(アフガニスタン派遣部隊のための臨時編成部隊で師団には所属しない。作戦終了時に解隊予定)
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