野戦特科部隊用システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:43 UTC 版)
「陸上自衛隊のC4Iシステム」の記事における「野戦特科部隊用システム」の解説
野戦特科部隊においては、陸自指揮システムや基幹連隊指揮統制システムの開発以前より、順次C2/C3/C3Iシステムを開発・配備してきた。現在、これらのシステムをC4I化するとともに、上記の各システムとの総合運用性向上を図っている。 野戦特科情報処理システム(FADS)・野戦特科射撃指揮装置(FADAC) 野戦特科部隊では、C2システムとしての野戦特科射撃指揮装置(FADAC)およびこれに連接されたC4Iシステムとしての野戦特科情報処理システム(FADS)が配備されている。 火力戦闘指揮統制システム(FCCS) FAD・FADACの後継として、野戦特科部隊等に装備して目標情報の収集と処理を行うことで対地・対艦用FCPの作成、各データの伝達、及び火力戦闘の指揮統制を迅速・的確に実施するために使用する火力戦闘指揮統制システム(FCCS)が開発された。2006年(平成18年)度から2009年(平成21年)度にかけて試作を実施、2008年(平成20年)度から2010年(平成22年)度の間に試験を実施、2011年(平成23年)度に初めて予算が計上された。
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