郷土誌とは? わかりやすく解説

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きょうど‐し〔キヤウド‐〕【郷土誌】

読み方:きょうどし

郷土に関する歴史・地理・生活や民間伝承の記録研究などを記した書物


郷土誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:28 UTC 版)

鹿島新當流」の記事における「郷土誌」の解説

北條時鄰の『鹿嶋志』によると、新當流元になったのは鹿島太刀という名の上古時代から伝わる兵法だった。これは、天児屋命の子孫の国摩大鹿島命のさらに子孫、國摩真人が、鹿島神宮祭神であるタケミカヅチより、神妙な一太刀の術を授かり韴霊法則会得し成立した。この真人の子孫が鹿島神宮座主である吉川氏である。後の時代塚原卜伝鹿島神宮千日参詣し、最後の日神託得て一太刀の妙理を悟った。この神託に新當の字義があったので流派の名前が新當流になった一方飯篠家直は、香取神宮参詣して託宣により鑓長刀精妙悟り長道具長けたので、ともに心を合わせ有名になった。卜伝は諸国修行の後、将軍足利義輝足利義昭一太刀伝え北畠具教武田信玄秘術説いた。他の著名な弟子武田家家臣である山本勘助があり、また、故郷へ帰った後の弟子松岡則方諸岡一羽真壁氏幹斎藤伝鬼房などがある。ただし、実際に塚原卜伝誕生飯篠家直死後である。 伴信友の『武辺叢書』の「卜傳百首」の項では、新当流という名前に関して、「鹿島太刀時代に応じて上古流、中古流、新當流呼び名変遷した」という北條時鄰の別の説挙げている。また、国摩真人については『鹿嶋志』でも言及されている『當流起源傳』を次のように引用している。 當流起源傳國摩眞人常願表靈劔之妙理作之法傳後世高間原築神壇拜禱數年蒙神聖之教悟得神妙劔一術是日本兵法之元祖規法立之本原也 他方で、「卜傳百首」では信友本人に伝わる話として、塚原卜伝讃岐国出身で、足利将軍家三好家仕えていたが、三好家見切りをつけて出奔し諸国巡りの後に東国北国至った、としている。

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郷土誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/21 16:35 UTC 版)

新当流」の記事における「郷土誌」の解説

北條時鄰の『鹿嶋志』によると、新當流元になったのは鹿島太刀という名の上古時代から伝わる兵法だった。これは、アメノコヤネの子孫の國摩大鹿嶋命のさらに子孫、國摩真人が、鹿島神宮祭神であるタケミカヅチより、神妙な一太刀の術を授かり韴霊法則会得し成立した。この真人の子孫が鹿島神宮座主である吉川氏である。後の時代塚原卜伝鹿島神宮千日参詣し、最後の日神託得て一太刀の妙理を悟った。この神託に新當の字義があったので流派の名前が新當流になった一方飯篠家直は、香取神宮参詣して託宣により鑓長刀精妙悟り長道具長けたので、ともに心を合わせ有名になった。卜伝は諸国修行の後、将軍足利義輝足利義昭一太刀伝え北畠具教武田信玄秘術説いた。他の著名な弟子武田家家臣である山本勘助があり、また、故郷へ帰った後の弟子松岡則方諸岡一羽真壁氏幹斎藤伝鬼房などがある。ただし、実際に塚原卜伝誕生飯篠家直死後である。 伴信友の『武辺叢書』の「卜傳百首」の項では、新当流という名前に関して、「鹿島太刀時代に応じて上古流、中古流、新當流呼び名変遷した」という北條時鄰の別の説挙げている。また、国摩真人については『鹿嶋志』でも言及されている『當流起源傳』を次のように引用している。 當流起源傳國摩眞人常願表靈劔之妙理作之法傳後世高間原築神壇拜禱數年神聖之教悟得神妙劔一術是日本兵法之元祖規法立之本原也 他方で、「卜傳百首」では信友本人に伝わる話として、塚原卜伝讃岐国出身で、足利将軍家三好家仕えていたが、三好家見切りをつけて出奔し諸国巡りの後に東国北国至った、としている。

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