部下との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:26 UTC 版)
様々な異星人で構成された数多くの部下を従えている。詳しくは「フリーザ一味」を参照。 突出した戦闘力であるため、敵のみならず部下からも恐ろしい存在として畏怖されているが、当人は「人には優しくしている」と語っている。ギニュー特戦隊の滑稽な決めポーズに冷や汗を浮かべるほど閉口しながら黙認したり労いの言葉をかけるなど、組織の長としての礼儀を見せていた。しかし、失態を演じたり任務を遂行できなかった部下に対しては処刑することもある。捕虜として捕まえたベジータに逃げられたザーボンに対しては「1時間以内にベジータを連れ戻さなければ処刑する」と宣告しており、テレビスペシャルでは始末すべきだったバーダックが生きていることを知ったドドリアはフリーザに制裁を受けることを非常に恐れていた。 アニメでは原作以上に部下に対して非情であり、些細なことで部下を無慈悲に処刑しており、残忍で冷酷な性格が強調されている。原作に限った場合、自ら殺害した部下は自分に従順でなかったサイヤ人のみだが、アニメではサイヤ人以外(ツーノ長老の村で、唯一生き残っていたナメック人を殺したオーレンと、フリーザに脅えていた部下)を処刑しており、惑星ベジータを消滅させる際にフリーザはザーボンに上部ハッチを開けることを命じ、部下も巻き添えになることにザーボンとドドリアも躊躇していたが逆らえず命令に従い、惑星ベジータの大爆発にフリーザは狂喜しており、地球侵攻の際にトランクスに怯える部下に対しては背中から腕を突き刺し処刑している。 一方で、自ら有能と判断した者や戦闘力の高い者に対しては部下としてスカウトする一面もあり、新規の人材発掘にも余念がなく、フリーザに心酔している幹部もいる。しかし、サイヤ人以外にもフリーザに不満を感じている者も存在し、『ドラゴンボールZ』第97話ではキュイと同じ一族の母星はすでにフリーザに滅亡されている経緯から、フリーザに対して恨みを持つ戦士と、一方で今日の自分たちの栄光があるのはフリーザのおかげと彼を崇拝する司令官が登場している。なおザーボンとキュイは、ベジータに倒される直前、フリーザから寝返っての共闘を持ちかけていた。 その他にも、 敬語や丁寧な言葉遣いで接し、「さん」付けで呼ぶなど部下や相手に対して敬意を払う。 優秀な部下とチームを自ら育成し、部下は決して種族や出身で差別しない"完全実力主義"。 末端戦闘員の顔と名前まで完全に覚えている。 最前線で指揮を執る現場至上主義。 部下に支給する為の戦闘服やスカウター、治療のためのメディカルマシーンの開発、能力が伴わない部下に対しては光線銃などの武器も支給するなど、充実した福利厚生面の整備。 部下が大きな失敗しても挽回のチャンスを与える(プレッシャーを与える事も忘れない)。 間違った提案をされた場合でも、相手のモチベーションを考え、頭ごなしに否定しない。 功績をあげた部下に対しては、功績以上の報酬を与える。 など、「理想の上司」像として見られる事も少なくない。
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