運用・採用国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:48 UTC 版)
2022年7月27日現在 韓国 K2(260) 第1次量産100両、第2次量産106両が完了、2022年7月現在第3次量産54両が生産中であり、合計260両。 2022年4月20日現在、第4次量産について所要検証及び事業妥当性調査が推進されている ポーランド K2(180)(2022~2025年に納入) K2PL(800両以上)(2026より納入) 2022年7月27日、ポーランド防衛省はK2本国仕様180両、韓国・ポーランド共同開発のK2PL800両以上、合計980両を調達する基本契約を締結した。また、K2PLの経験を反映した新型戦車K3PLの開発を発表した。初期調達のK2×180両は、2026年以降K2PL仕様にアップグレードされることも併せて発表された。 トルコ パワーパックのみ トルコは、アルタイ戦車のパワーパックについて、K2戦車用に開発された斗山インフラコア製エンジン及びS&Tダイナミクス製トランスミッションのパワーパックを採用している トルコはドイツから軍需物資の輸入に関して制裁を受けている状態であったため、S&Tダイナミクスはトルコ供給のためにトランスミッションのドイツ依存部品の国産化を行った。 2022年5月12日現在、斗山インフラコア製DV27Kエンジンのインテグレーション試験が成功裏に終了、引き続きS&Tダイナミクス製トランスミッションのインテグレーション試験を実施し、2年以内の量産開始を目指している K2戦車は海外への売り込みも積極的に行われており、後述のアルタイ開発契約の他、ポーランド向けに転輪の追加や装甲形状の変更、ネットワークのポーランド化やKAPSの追加等を行ったK2PLを提案しており、ノルウェーとオマーンにもそれぞれの国土に適したモデルを提案している。2021年にはエジプトでK2の採用と現地生産が検討されている。K2のパワーパックの主要パーツはドイツから輸入しなければならず、これによりK2の輸出もまたドイツの許諾を受けなければならないという問題も浮上していたものの、2021年6月現在、S&Tダイナミクスは変速制御装置(TCU)、変速装置(Range Pack)、静油圧ステアリング装置(HSU)、流体減速機、制動装置など、これまで一部の海外輸入に依存した部品を100%完全国産化し、ドイツからの制裁下のトルコのアルタイ戦車用パワーパックとして提供を実施した。
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