路線開設後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/03 09:15 UTC 版)
「急行千歳線 (北海道中央バス)」の記事における「路線開設後」の解説
千歳線が運行を開始した当初は国道はまだ舗装されておらず、砂利道であった上に交通量も多かったので道路が壊れる事態が多発し運行には苦労していた。変化が起きたのは1953年(昭和28年)にアメリカ軍の指令によって国道36号が舗装されてからである。「弾丸道路」と呼ばれることになるこの舗装によって運行が安定することになる。その後、1950年代からは国鉄千歳線から乗客を奪うほどの隆盛を見せることになる。1957年2月の新聞によると、国鉄が当時運賃を12%値上げしたことによって千歳駅の定期外利用者数が1万人ほど減ったという。その代わりに30分おきに発車し、快適で運賃に差がない中央バスの千歳線に客が流れているとのことである。短距離はバス、遠距離は鉄道という棲み分けができていた。 この路線を持っていることによって、日本航空がチャーターする千歳空港 - 札幌間のバスを運行することになる。チャーターでの運行から後に単独運行への足がかりとなった。(現在の新千歳空港連絡バスへとつながる) 1984年(昭和59年)時点で1日120往復(この当時は他に札幌ターミナル - 柏葉台団地間の区間便も1日23便運行していた。現在は別路線化)運行しており、1981年(昭和56年)から1991年(平成3年)にかけては北広島インターチェンジ - 恵庭インターチェンジ間を高速道路経由で運行する便も存在していた(高速ちとせ号)。1994年(平成6年)10月の札幌市営地下鉄豊水すすきの - 福住延伸開業から半年後、急行千歳線が運行開始する。この後も若干の変更を経て札幌ターミナル - 千歳間の急行便と福住駅 - 千歳間の普通便という形態で運行され続けている。1990年代に入ってからは段々と便数が減らされているとはいえ、様々な派生路線を生み出しつつも札幌 - 千歳間を国道経由で結ぶという基本を変えずに運行開始から60年以上の長きに渡って運行され続けてきている路線である。2006年(平成18年)時点で1日約2500人の利用客がある。
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路線開設後
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「千歳線 (北海道中央バス)」の記事における「路線開設後」の解説
千歳線が運行を開始した当初は国道はまだ舗装されておらず、砂利道であった上に交通量も多かったので道路が壊れる事態が多発し運行には苦労していた。変化が起きたのは1953年(昭和28年)にアメリカ軍の指令によって国道36号が舗装されてからである。「弾丸道路」と呼ばれることになるこの舗装によって運行が安定することになる。その後、1950年代からは国鉄千歳線から乗客を奪うほどの隆盛を見せることになる。1957年2月の新聞によると、国鉄が当時運賃を12%値上げしたことによって千歳駅の定期外利用者数が1万人ほど減ったという。その代わりに30分おきに発車し、快適で運賃に差がない中央バスの千歳線に客が流れているとのことである。短距離はバス、遠距離は鉄道という棲み分けができていた。 この路線を持っていることによって、日本航空がチャーターする千歳空港 - 札幌間のバスを運行することになる。チャーターでの運行から後に単独運行への足がかりとなった(現在の新千歳空港連絡バスへとつながる)。 1984年(昭和59年)時点で1日120往復(この当時は他に札幌ターミナル - 柏葉台団地間の区間便も1日23便運行していた。現在は別路線化)運行しており、1981年(昭和56年)から1991年(平成3年)にかけては北広島インターチェンジ - 恵庭インターチェンジ間を高速道路経由で運行する便も存在していた(高速ちとせ号)。1994年(平成6年)10月の札幌市営地下鉄豊水すすきの - 福住延伸開業から半年後、急行千歳線が運行開始する。この後も若干の変更を経て札幌ターミナル - 千歳間の急行便と福住駅 - 千歳間の普通便という形態で運行され続けている。1990年代に入ってからは段々と便数が減らされているとはいえ、様々な派生路線を生み出しつつも札幌 - 千歳間を国道経由で結ぶという基本を変えずに運行開始から60年以上の長きに渡って運行され続けてきている路線である。2006年(平成18年)時点で1日約2500人の利用客がある。
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