赤かぶ検事奮戦記III
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:40 UTC 版)
「赤かぶ検事奮戦記」の記事における「赤かぶ検事奮戦記III」の解説
全14回、1983年1月7日から4月8日まで。 原作に沿い、岐阜県高山市から山口県に転任して、歴史情緒ある萩市の山口地方検察庁萩支部に舞台が移る。前2作に出ていた森田健作が、やはり赤かぶ検事の相棒となる笛吹洞一(うすい ほらかず)検察事務官役として再々登場(第1話タイトル前まで榊田警部補として出演)。葉子役は和泉雅子にチェンジ。敵役となる敏腕弁護士の泉憲正(いずみ のりまさ)役に荻島真一。娘・葉子とその泉は結婚していて一女までもうけている。 高山を舞台にした前2作に比べ、原作とはかなり設定が変えられており、以下は原作にある設定。赤かぶ検事は下関市の下関支部と兼任で通常は同支部にいる。また、森田健作演じる笛吹洞一は原作では萩警察署警部補で、敵役の敏腕弁護士の名前は妙泉憲正(よしずみ のりまさ)。なお、原作の下関・萩編に入ってから葉子の登場はわずか一話ばかりと減る。さらに今シリーズから「赤かぶ検事」シリーズ以外からの和久峻三原作を用いた話もいくつか作られるようになった。 メインキャスト 柊茂[赤かぶ検事]:フランキー堺 柊春子:春川ますみ 笛吹事務官:森田健作 歌田部長刑事:山村弘三 裁判長:永田光男 松崎刑事:田中弘史 中尾刑事:安部潮 寺内弓枝(笛吹事務官の恋人:バスガイド):高野洋子 泉弥生:高橋芙美子 泉弁護士:荻島眞一 葉子:和泉雅子 スタッフ プロデューサー:奥田哲雄(朝日放送)、桜井洋三(松竹) 脚本:吉田剛、鴨井達比古、篠崎好、保利吉紀、石森史郎 音楽:渡辺岳夫 監督:田中徳三、井上梅次、黒田義之、津島勝、八木美津雄 製作協力:京都映画株式会社 制作:朝日放送、松竹株式会社 話放送日サブタイトル原作脚本監督ゲスト第1話 1983年1月7日 「赤かぶ 萩へ転勤す」 「赤かぶ検事転勤す」 吉田剛 田中徳三 本阿弥周子、芝本正、細川純一 第2話 1983年1月14日 「犯人は夫か妻か?」 鴨井達比古 片桐夕子、藤木敬士、南条好輝、村田みゆき 第3話 1983年1月21日 「シェパード殺人の女」 「赤かぶ検事転勤す」所収「海峡の狐」 篠崎好 井上梅次 大信田礼子、片桐竜次、朝比奈潔子、笹木俊志 第4話 1983年1月28日 「父に犯された娘?」 「死者への審判」所収「嘘の壁」 西崎みどり、京春上、中村孝雄 第5話 1983年2月4日 「閃光殺人のツケ」 「死者への審判」 鴨井達比古 田中徳三 清水めぐみ、荒木雅子 第6話 1983年2月11日 「賽銭を食う狐と狸」 「疑わしきは罰せよ」所収「片眼のジャックを追え」 吉田剛 高峰圭二、石山雄大、水原麻紀、田中綾、山口朱美 第7話 1983年2月18日 「母ごころを誘拐した犯人」 黒田義之 早瀬久美、唐沢民賢、石倉英彦、岩田淳、きたむらあきこ 第8話 1983年2月25日 「罠にはまった文学やくざ」 保利吉紀 田島令子、丹古母鬼馬二、北條清嗣 第9話 1983年3月4日 「くだけ散った萩焼き」 石森史郎 田中徳三 平泉征、佐野アツ子、入江正徳、森下哲夫 第10話 1983年3月11日 「純愛老人に負けた女」 「片目の蝿」 中島葵、村田正雄、柳原久仁夫、下元年世、河野清子 第11話 1983年3月18日 「三年目の疑惑・夫は殺人犯か」 「暗黒山林」所収「三年目の疑惑」 保利吉紀 津島勝 住吉正博、工藤明子、原口剛、水上保広 第12話 1983年3月25日 「なぜ楊貴妃は首を吊ったか?」 「楊貴妃の亡霊」 鴨井達比古 山内絵美子、西山辰夫、高岡一郎、島村晶子、波田久雄、中山克己 第13話 1983年4月1日 「ドクロを抱いて寝る男」 「背中から撃たれるな」所収「髑髏を抱いて寝る男」 八木美津雄 小栗一也、西沢利明、宮田圭子、三崎奈美、茜ゆう子 第14話 1983年4月8日 「羊水に浮かぶ億万長者」 石森史郎 二宮さよ子、大竹修造
※この「赤かぶ検事奮戦記III」の解説は、「赤かぶ検事奮戦記」の解説の一部です。
「赤かぶ検事奮戦記III」を含む「赤かぶ検事奮戦記」の記事については、「赤かぶ検事奮戦記」の概要を参照ください。
- 赤かぶ検事奮戦記IIIのページへのリンク