谷口雅彦写真40年記念写真全集出版プロジェクト
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2017年1月26日に写真人生40年を迎えた谷口雅彦の、40年の写真作品・言葉などを全集としてZINEレーベル[スペクターズ]より発表していくプロジェクト。 創刊号『光、彼方へ。Sakura of 7 minutes』2017年1月26日発行 満開の桜と戯れるようにして撮り続けることわずか7分の瞬間芸術。 2号『石巻から大船渡』2017年2月6日発行 漂泊する写真家が見た東北の街--旅を住処とする谷口の真骨頂がここにある。 3号『尾去沢鉱山』2017年2月17日発行 神殿のごとき朽ちた建物。ガレ場と化した赤茶けた山肌。廃鉱山が見せる荘厳なる輝き。 4号『裸のない体 not body naked』2017年2月26日発行 躍動する被写体を4連写のトイカメラで撮影した挑戦的作品。 5号『Session サルメトウマヲトコ』2017年3月17日発行 谷口がデビュー以来こだわり続ける身体表現者とのセッション作品。 6号『谷口雅彦 写真日記 故郷への手紙』2017年4月7日発行 1枚の写真をきっかけに始まった連載企画。若干32歳の写真家が写真と言葉に込めた魂の叫び! ◦7号『Sequence』2017年5月17日発行 人体と自然の融合。ヌードと背景の連続性。作家が内包する狂気の一断面が表出する。 ◦8号『Session』2017年5月27日発行 谷口雅彦40年の写真史に刻まれた伝説。土方巽の系譜を継ぐ若手舞踏手たちとの初の野外コラボ!写真家として生きる決意がみなぎる初期作品。 そこにあるのはひたすらな衝動と挑発的な問いかけ! ◦9号『臨床写真学Case.01 ルイ⑱サイ』 2017年8月12日発行 全集初の撮り下ろし作品。ショウジョともムスメともつかないアイマイなる18サイのホンシツを臨床写真学的にエグル!! ◦10号『谷口雅彦写真集成 [写真の他火]編』 2017年11月7日発行 棘はなくともグサリと刺さる。写真家の言葉には時にハッとさせられる。写真と向き合い己と向き合う中で紡ぎ出す点において写真家にとっては写真も言葉も同列にある。谷口雅彦写真全集初の言葉集。 (著者)谷口雅彦 (編集)土屋コージン (制作)SPECTERS FACTORY (発行)SPECTERS COMPANY (共同運営)スペクターズカンパニー、オフィス527 (協力)谷口雅彦写真アーカイブ室<北海道旭川市>
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