谷口雅春生誕地
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1893年(明治26年)11月22日、谷口雅春は現在は烏原貯水池に沈んだ兵庫県八部郡烏原村東所(現在の兵庫県神戸市兵庫区烏原町)に生誕している。のちに谷口は以下のように述懐している。 「わたしは陽暦、明治二十六年十一月二十二日の暁の六時に生まれたのである。陰暦にすれば十月十五日の満月の暁でちょうど満月が西の山の端に沈みかかってはいたが、まだ耿耿として光を失わず、そして朝日が東の方に差し登りつつあったとき、太陽と月と二つの光に照らされつつ護られつつ生まれたのである。この話は私の実父音吉から聞いたのだからおそらく本当であっただろう。」(『生命の實相』第19巻・自傳篇) 当時は、貯水池に番人がいたらしく、以下のようにも述べている。 「ともかく、わたしの生まれた土地はこうして満々と紺青の水にたたえられ、浄められて、何者にも侵されずに番人がついていて、それが汚されることから護られているのである。」
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