見直された土地(元・見放された土地)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:09 UTC 版)
「神様は異世界にお引越ししました」の記事における「見直された土地(元・見放された土地)」の解説
かつて、ホウーリカ王国の領地で同国有地だったが今は所有権を放棄している。海上、航空輸送の拠点で、軍事生産地のキノセトルという繁栄していた場所で、地理的によく、非常に肥沃で雨も降り河もあり、海岸線や森のある津波や地震はない広大な土地。だが、100年前、各国の争奪の的となり戦争が起き、軍の駐屯地で軍港で、生産拠点にもなるが、ステングレアが使用した大量破壊魔法で焼き払われると周囲数10キロの土地の魔力が消え一点に凝縮する異常な現象が起き、この世界では魔力が消えると生物が住めないので荒廃する。やがては周りの地の魔力も吸収し始めこれをアンバレンスが問題視し対処する。 以下は、人々の認識ではこれが神の怒りをかい、この世界初となる各国の首都に天空映像でアンバレンスが人々の眼前に現れこの経過と戦争停止と「この土地は人間の罪深さをあらわす場所として残す」と宣言され、凝縮現象を止めるため荒れ地のまま結界で覆われ没収となり「見放された土地」と呼ばれた。やがて母神の海原と中原からの離脱と新世界への移動が世界に神託されたため、この戦争が原因だと人族全体に大きなショックを与える。これまで同様のことはあり、どう違うのか戸惑いがある。横割りの半楕円形の旧・見放された土地の周囲は結界に守られ、その外円の周辺は「罪人の森(つみびとのもり)」と呼ばれて人は立ち入らなかった。陸からはステングレアの隠密が影から今も防衛している。直線部は海に面している。 そしてこの物語になるが、赤鞘が土地神になり結界は解除され、罪人の森も範囲に入れて「見直された土地」と改名した。この世界では、聖域や神域と呼ばれる土地以外に、神が居る土地はなく、赤鞘のような地域密着型の神が居る発想自体が、これまでなかった。現在、一点に凝縮した魔力の塊を溶かして土地の力の流れを復活させ調整しつつ、精霊樹、世界樹、調停者の樹の精霊樹を埋めて附属精霊を集め育て、三つの社もアグニーから奉納され彼らの畑の育成など基盤を作りつつ、赤鞘がこの土地のあり方を模索しつつさまざま手を加えていく。
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