西蓮寺 (行方市)
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西蓮寺(さいれんじ)は、茨城県行方市西蓮寺にある天台宗の寺院。山号は尸羅度山。院号は曼珠院。本尊は薬師如来。俗に常陸の高野山ともいわれる。山門(仁王門)と相輪橖は国の重要文化財、木造薬師如来坐像は茨城県指定有形文化財である。また、境内の面積は1万6000平方メートルあり、県指定天然記念物である樹齢1000年以上といわれる2本の大イチョウのほか、サクラ・スギ・シイの巨木が茂っている[1]。
注釈
- ^ 行方市商工会サイトには、仁王門の重要文化財指定年月日が昭和25年8月29日とあるが誤りで、正しい指定年月日は大正6年(1917年)4月5日である(昭和25年8月29日は文化財保護法の施行日)。文化財保護法施行以前の旧法によって指定された文化財については、旧法による指定年月日を文化財保護法による指定年月日とみなすこととされている(文化財保護法附則第3条)。西蓮寺仁王門(文化遺産オンライン)、西蓮寺仁王門(茨城県教育委員会サイト)を参照。
- ^ 行方市商工会サイトには、相輪橖の重要文化財指定年月日が昭和25年8月29日とあるが誤りで、正しい指定年月日は大正6年(1917年)8月13日である(昭和25年8月29日は文化財保護法の施行日)。文化財保護法施行以前の旧法によって指定された文化財については、旧法による指定年月日を文化財保護法による指定年月日とみなすこととされている(文化財保護法附則第3条)。西蓮寺相輪橖(文化遺産オンライン)、西蓮寺相輪とう(茨城県教育委員会サイト)を参照。
- ^ 「背刳り」とは、一木造の仏像において、干割れ防止や重量軽減のため、像の背中からノミを入れ、像内に空洞を作ることをいう。
出典
- ^ a b c d e f g ゼンリン・人文社 1997, p. 176.
- ^ a b c d 西蓮寺 (屋外案内板). 西蓮寺境内(茨城県行方市): 玉造町.
- ^ a b c d e f g h 行方市商工会. “史跡・文化財巡り(西蓮寺仁王門・相輪橖)行方市商工会”. 行方市商工会ホームページ. 行方市商工会. 2017年8月13日閲覧。
- ^ 昭和29年9月17日文化財保護委員会告示第42号
- ^ a b c d e 茨城県指定有形文化財(彫刻) 木造薬師如来坐像 (屋外案内板). 西蓮寺境内(茨城県行方市): 行方市教育委員会. 2002.
- ^ a b c d e f 茨城県指定天然記念物 西蓮寺大イチョウ一号・二号 (屋外案内板). 西蓮寺境内(茨城県行方市): 行方市教育委員会. 2013.
- ^ a b c d e 西蓮寺 常行三昧会 (屋外案内板). 西蓮寺境内(茨城県行方市): 行方市教育委員会. 2005.
- ^ 行方市役所商工観光課. “ふるさと山百合まつり”. 行方市ホームページ. 行方市. 2017年7月25日閲覧。
- 1 西蓮寺 (行方市)とは
- 2 西蓮寺 (行方市)の概要
- 3 脚注
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