えぞさんかんじ 【蝦夷三官寺】
蝦夷三官寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 11:05 UTC 版)
蝦夷三官寺(えぞさんかんじ)は、江戸時代後期の東蝦夷地に建立された3つの仏教寺院(厚岸国泰寺・様似等澍院・有珠善光寺)の総称。千島列島にロシア帝国が南下してくる情勢で、移住した和人の安寧やアイヌの親露化の防止などを目的として、江戸幕府によって文化元年(1804年)に建立された。運営にあたっては幕府から扶持米などが支給されたため官寺と称される[1][2]。2018年には北海道遺産に選定された[3]。
注釈
出典
- ^ a b c d e 馬場正裕 2004, pp. 41–42.
- ^ コトバンク: 蝦夷三官寺.
- ^ NPO法人北海道遺産協議会事務局.
- ^ 谷本晃久 2020, p. 310.
- ^ a b c 谷本晃久 2020, p. 311.
- ^ 田端宏ほか 2010, pp. 123–125.
- ^ 田端宏ほか 2010, pp. 128–133.
- ^ a b c 谷本晃久 2020, pp. 312–313.
- ^ a b c 谷本晃久 2020, pp. 314–316.
- ^ a b 馬場正裕 2004, pp. 50–51.
- ^ a b 馬場正裕 2004, pp. 51–53.
- ^ 馬場正裕 2004, pp. 54–56.
- ^ 田端宏ほか 2010, pp. 133–137.
- ^ a b c 馬場正裕 2004, pp. 42–43.
- ^ 田端宏ほか 2010, pp. 150–154.
- ^ a b c 谷本晃久 2020, pp. 316–318.
- ^ 馬場正裕 2004, pp. 43–45.
- 1 蝦夷三官寺とは
- 2 蝦夷三官寺の概要
- 3 脚注
- 蝦夷三官寺のページへのリンク