触頭

デジタル大辞泉

ふれ‐がしら【触頭】

読み方：ふれがしら

１ 室町時代、京都の町組で、上京13の町組を親町、その他を枝町とした、親町のこと。奉行の命令を枝町に伝達した。

２ 江戸時代、寺社奉行の命令を配下の寺院に伝達し、また、配下の寺院からの訴願を奉行に伝えるのを役とした寺。

歴史民俗用語辞典

触頭

読み方：フレガシラ（ｆｕｒｅｇａｓｈｉｒａ）

（１）室町時代の京都の上京１３町組。
（２）近世、寺社奉行から出る命令を配下の寺院に伝達し、配下の寺院の訴願を寺社奉行に取次ぐ役の寺。

世界宗教用語大事典

ふれがしら 【触頭】

江戸時代、寺社奉行の命令を各寺に伝達し、また寺の訴願を寺社奉行に取り次ぐことを任せられていた寺。

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触頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/01 06:03 UTC 版)

触頭（ふれがしら）とは、江戸時代に江戸幕府や藩の寺社奉行の下で各宗派ごとに任命された特定の寺院のこと。本山及びその他寺院との上申下達などの連絡を行い、地域内の寺院の統制を行った。