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藤原敬生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/08 02:52 UTC 版)

藤原敬生（ふじわらたかお、1958年 11月5日 - 2011年 8月29日）は日本の柔道家（講道館7段）。

^ 父・唯志は相撲選手であったが、柔道も5段の腕前だった。
^ 従来より得意とした払腰を相手が警戒してきて掛かりにくくなったため、逆技として用いるために支釣込足を練習したのが始まりだった。高校時代に練習を始め大学時代に完成したと藤原は語っている^[2]。
^ 斉藤仁や正木嘉美ら同世代の世界チャンピオンとの試合でさえ組手では相手が軽く感じた藤原だが、こと山下だけは組んだ瞬間に重たく感じたと藤原は語っており、これは山下と高校時代のインターハイ決勝で敗れた角田とだけに共通する感覚だったとも述べている^[1]。

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p 生島淳 (2005年10月20日). “転機-あの試合、あの言葉第41回 -藤原敬生-”. 近代柔道（2005年10月号）、68-71頁 (ベースボール・マガジン社)
^ “テクニカル・セミナー第35回”. Sports Click (ベースボール・マガジン社)
^ ^a ^b 大沢慶己 (2009年4月29日). “熾烈な新王者争い制し、正木嘉美が初優勝”. 激闘の轍 -全日本柔道選手権大会60年の歩み-、100-101頁 (財団法人講道館・財団法人全日本柔道連盟)
^ “テクニカル・セミナー第33回”. Sports Click (ベースボール・マガジン社)
^ ^a ^b ^c 山本奈朱香 (2012年7月30日). “きっと喜んでくれている　海老沼、亡き恩師と戦った五輪”. 朝日新聞 (朝日新聞社)
^ ^a ^b “亡き師に金を...海老沼＆上川明大柔道部前監督に約束”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2012年7月12日)
^ “藤原敬生氏死去（明大柔道部監督、新日鉄柔道部顧問）”. 時事通信 (時事通信社). (2011年8月30日)
^ “恩師・藤原氏通夜海老沼沈痛「金報告できず残念」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2011年9月6日)