蒸気機関車の運行構想とは? わかりやすく解説

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蒸気機関車の運行構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 02:22 UTC 版)

名古屋臨海高速鉄道」の記事における「蒸気機関車の運行構想」の解説

2009年より名古屋市長就任した河村たかしは、あおなみ線蒸気機関車 (SL) を走らせ当線の活性化を図る構想発表した当時早ければ2012年度から名古屋 - 中島間で試験運行を行う予定とも表明したその際、必要となる蒸気機関車西日本旅客鉄道JR西日本)からC56 160あるいはC57 1いずれか借り受ける予定としていた。なお、運行区間中島までにとどまる理由は、中島以南新線区間高架橋旅客線専用であることを前提として建設されているため軸重の重い蒸気機関車入線が困難であるため、と説明されている。 2012年11月19日に、2013年2月16・17日の2日間にわたって実験走行をすることが発表され一般公募者の中から試乗者を募集することも発表された。また市長から検証の上通年運行目指す考え述べられた。2013年2月11日JR西日本より借り受けたC56形160号機12系客車3両、DE10形日本貨物鉄道JR貨物)による甲種輸送として名古屋貨物ターミナル駅到着。同2月13日14日2日間に試運転行った後、2月16日17日に特別ヘッドマークC56 160取り付け実際に乗客乗せて実験走行が行われた。16日実施に際しては、名古屋市設定した観覧場所3600人の観客詰めかけている。走行実験を行うにあたっては、鉄道事業法上の手続きとして事業基本計画動力従来からの「電気」「内燃」に「蒸気」を追加する必要が生じたことから、2013年1月18日付で名古屋 - 荒子名古屋貨物ターミナル)間の動力追加申請承認国土交通省中部運輸局から得ている。 表だったトラブル起きず運行自体成功終わったものの、定期運行化の際に問題となる煤煙汽笛等による騒音など、多く課題山積みとなった東海旅客鉄道JR東海)はこの問題加え「(JR東海SL運転技術継承しておらず)協力必要な物人材も無い」と発言すると共に市長同じく提言したSL博物館に関しても「我が社リニア・鉄道館精一杯なので、そちらに専念させて頂きたい」として、市長SL構想に対して協力する意向が無いことを定例会見で表明している。

※この「蒸気機関車の運行構想」の解説は、「名古屋臨海高速鉄道」の解説の一部です。
「蒸気機関車の運行構想」を含む「名古屋臨海高速鉄道」の記事については、「名古屋臨海高速鉄道」の概要を参照ください。

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