英国情報部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:19 UTC 版)
「ジャバウォッキー (漫画)」の記事における「英国情報部」の解説
リリーの古巣。大英帝国イギリスのスパイ組織。 N 「HIDDEN DRAGON」で初登場。リリーの上司で、小太りの男。非常に尊大な態度の持ち主で、リリーに命令をする際も「死んでも構わない」と軽視した発言を繰り返していた。事実、サバタからリリーは邪魔になったので殺した、と虚偽の報告を受けた際も、「まずかったか?」という問いに「別段」と返していた。 一方で「ONE FOR THE ROAD」に登場した際、恐竜の関与をアピールするかのような切り裂きジャックが残したメッセージを隠匿する為、ユダヤ人の犯行ととれるように記録の改ざんをさせたが、「ユダヤ人」の綴りを間違えるなど、抜けた部分もある。 フローレンス・ナイチンゲール 「ONE FOR THE ROAD」に登場。クリミアの天使と言われた看護婦。英国情報部のスパイ。 初対面のサバタと銃を向け合うなど、凶暴な性格の老婆であり、史実のナイチンゲールとは大きく異なる人物像となっている。ただ、そういった凶暴性と同時に深い慈悲も持ち合わせている。 歳は食っているが、そのスパイとしての技術も、戦場仕込みの医療技術も衰えていない。二丁拳銃の使い手で、車椅子は大量の銃器が仕込まれている他、エンジンがついていて猛烈なスピードで走ることができるうえに、肘掛には2台の砲まで仕掛けてある。 クリミア戦争時代、セバストポリでロシアの黒海艦隊の動向を探っていた。その際、リリーの父親の裏切りで居所をロシア側にリークされ、足に怪我を負ってしまう。車椅子を使っているのはそのため。 表面上はリリーを恨んでいる風だったが、実際はリリーが生きていられるように尽力した本人であり、彼女には何の恨みも持っていなかった。 幼少時から、弱きものを助けよという神の声を聞いていたために看護婦となった。クリミアで消費されていく「最後の兵力」の恐竜を見て、彼ら弱い恐竜達を助けることが使命だと確信する。 ロレンス 「ONE FOR THE ROAD」に登場。ナイチンゲールの車椅子を引く男。 過激なナイチンゲールをいさめる役どころだったが、クリミア戦争で使われた化学兵器を用い、恐竜街を殲滅する作戦には乗り気だった。 恐竜街の殲滅作戦を阻止するためにナイチンゲールに射殺された。
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