自由科目「つくばマラソン」とは? わかりやすく解説

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自由科目「つくばマラソン」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 14:02 UTC 版)

つくばマラソン」の記事における「自由科目「つくばマラソン」」の解説

主催者の1団体である筑波大学は、自由科目いわゆる一般教養相当する科目)として「つくばマラソン」という1単位科目開講している。1992年平成4年)に筑波大学体育センターが「つくばマラソン参加目標とした科目」として新設し当初は「フルマラソン走って1単位」という過酷な授業参加する者はいるのだろうか、と教員は不安を抱いていたが、2007年平成19年)度までに1,000名を超す受講者集めている。開講当初学生だけでなく教職員受講認めていたが、1994年平成6年)からは学生大学院生を含む)のみ履修可能とした。 授業は、マラソン基礎知識などの座学による「講義」と、ランニングトレーニングを行う「実技」から成っているが、やや実技重視したカリキュラムになっている実技では、初めに12分間走を実施して各人能力別にA - Dの班に分け班別課題設定してつくばマラソン向けたトレーニングを行う。参加者特別な運動経験持った人物というよりは、いわゆる「普通の大学生」がほとんどであり、彼らは「マラソン走ってみたい」・「練習目標動機付けとしたい」という理由でこの科目選択している。学生特徴として、3・4年次生や大学院生といった上級生比率が高いということ男子比率が高いことが挙げられる。 この科目最終目標は「つくばマラソンへの出場」であるが、つくばマラソンへの参加単位取得必須条件はなっていない。ただし、開講初年度1992年受講者53名のうち、フルマラソン42名(1人途中棄権)、10kmに8名、計50名が出場しているほか、他の年度も同様の高い出場率を保っている。また、マラソン出場者にアンケートレポート完走し得たものを尋ねたところ、「達成感自信」よりも「仲間他者存在」である、という結果得られた。また、この科目担当教員である鍋倉賢治は、学生自己効力感レース直前から高まっており、たとえ完走できなかったとしても低下していない、と記している。 2005年平成17年)からは、地域住民向けのマラソン講座クラブ)も開講している。この講座運営当たっては、自由科目「つくばマラソン」を受講したOBOGスタッフとして参加している。参加者は、つくば市茨城県始め近隣の県からさまざまな背景持った老若男女集まってきている。

※この「自由科目「つくばマラソン」」の解説は、「つくばマラソン」の解説の一部です。
「自由科目「つくばマラソン」」を含む「つくばマラソン」の記事については、「つくばマラソン」の概要を参照ください。

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