自由党 (大韓民国)とは? わかりやすく解説

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自由党 (大韓民国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 04:26 UTC 版)

自由党(じゆうとう)は、第一共和国時代の韓国に存在した政党である。李承晩大統領与党として、1952年に行われる大統領選挙を戦うために1951年12月に結成された。


  1. ^ 1960年5月29日四月革命によって退陣に追い込まれていた李承晩アメリカ亡命し、院外自由党は形骸化した。
  2. ^ これらの団体は、独立以降活力を喪失しており、李承晩の新党勧誘に敏感に反応し、李承晩の意志-即ち大統領直接選挙制改憲を経ての李承晩大統領再選-を積極的に主張することとなった。木村幹『韓国における「権威主義的」体制の確立-李承晩政権の崩壊まで-』ミネルヴァ書房 130頁
  3. ^ 事実、李承晩政権下の1952年と1956年(詳細)に行なわれた地方選挙において自由党は、都市部では野党に苦戦した一方で農村部、特に面・邑(いずれも当時の韓国における地方自治体の名称)レベルの選挙で圧倒的優位に立っていた。反対に野党である民主党はソウル市では47議席中40議席を獲得したのに対し、面レベルでは1.5%の議席しか得られなかった。参照:木村幹「第7章 韓国における民主化と「政府党」-「与村野都」から「地域感情」へ-」(東アジア地域研究会 片山裕+西村成雄編『講座 東アジア近現代史4』青木書店、211頁以下)232頁
  4. ^ 選挙後、不正選挙だとして当選は無効になった。


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