不正投票・不正開票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 13:49 UTC 版)
「1960年大韓民国大統領選挙」の記事における「不正投票・不正開票」の解説
3月15日の投票日には、自由党は全国で腕章部隊(自由党支持の腕章を着用した人々)や暴漢などを動員して野党側の投票立会人を投票所に立ち入らせないように妨害、3人組や9人組等による公開投票を公然と実施した。その結果、少なくない地域で、李承晩・李起鵬両候補の得票率が95~99%にまで達したため、慌てて各道知事や、警察局長へ得票率を下げるように指示する事態となった。このような大規模不正に対し、民主党は投票締め切り30分前に本選挙が不正選挙であり無効であることを宣言した。 民主党が発表した選挙の不法・無効理由 憲法精神に反する早期選挙 野党側立候補者の登録妨害 多数の幽霊有権者 ねつ造 野党の選挙運動員殺害 野党側立会人申告の受けつけ拒否 申告済み野党側立会人の投票所入場妨害若しくは追い出し 憲兵、警察、暴漢による心理的脅迫 投票棄権の強要 四割事前投票の実施 投票箱の検査拒否 内通式投票所 の設置 3人組の強制編成による投票 公開投票の強要 公開投票を拒否したものに対する暴行 集団代理投票
※この「不正投票・不正開票」の解説は、「1960年大韓民国大統領選挙」の解説の一部です。
「不正投票・不正開票」を含む「1960年大韓民国大統領選挙」の記事については、「1960年大韓民国大統領選挙」の概要を参照ください。
- 不正投票・不正開票のページへのリンク