第二次憲法改正(四捨五入改憲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:36 UTC 版)
「大韓民国憲法」の記事における「第二次憲法改正(四捨五入改憲)」の解説
詳細は「四捨五入改憲」を参照 1954年5月20日に行われた第3代民議院総選挙で与党・自由党は過半数を上回る議席を得た。そのため、政府と与党は李承晩大統領の三選を可能とするための改憲案を国会に提出したが、11月27日の評決では、在籍議員203名中、賛成135名、反対60名、棄権7名で、憲法改正に必要な136名に1人足らなかったため、国会議長は否決を宣言した。しかし、自由党はいったん否決された改憲を数学の四捨五入原則を持ち出して(203議席の3分の2は135.3であるから四捨五入した135議席が議決定足数であるとして)、11月29日に、27日の否決を取り消し、可決されたことを宣言し、改正案は国会を通過し、宣布された。
※この「第二次憲法改正(四捨五入改憲)」の解説は、「大韓民国憲法」の解説の一部です。
「第二次憲法改正(四捨五入改憲)」を含む「大韓民国憲法」の記事については、「大韓民国憲法」の概要を参照ください。
- 第二次憲法改正のページへのリンク