翻訳夜話2 サリンジャー戦記とは? わかりやすく解説

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翻訳夜話2 サリンジャー戦記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 09:53 UTC 版)

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翻訳夜話2 サリンジャー戦記
著者 村上春樹柴田元幸
発行日 2003年7月20日
発行元 文藝春秋
ジャンル 対談、文芸評論
日本
言語 日本語
形態 新書
ページ数 247
コード ISBN 978-4166603305
ウィキポータル 文学
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翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(ほんやくやわツー サリンジャーせんき)は、村上春樹柴田元幸の対談集、文芸評論。文春新書翻訳夜話」シリーズの2作目。2003年7月、文藝春秋から刊行。

本書で村上は「『フラニーとズーイ』の関西語訳をやってみたいというのは、前々からちらちらと考えてます。(中略)受け入れられるかどうかはわからないけど」と発言しているが[1]、11年後の2014年2月、サリンジャーの同作品を新潮文庫で訳・出版した。

内容

対話1 ホールデンはサリンジャーなのか?
『出版ダイジェスト』1907号(2003年3月11日)に掲載されたもののオリジナル版。またこの対談は白水社の公式サイトでも読むことができる[2]
対話2 『キャッチャー』は謎に満ちている
文藝春秋社内で行われた対談。
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』訳者解説
執筆者は村上。同年4月に白水社より刊行された『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に本来付されるべきだったもの。執筆後にアメリカ本国のエージェントから不許可の知らせを受け取ったという。出版契約書に「訳者は解説をつけてはならない」という条項があるのがその理由[3]。初出は『文學界』2003年6月号。
Call Me Holden
執筆者は柴田。ホールデン・コールフィールドが語るアメリカ文学史という体裁をとっている。

脚注

関連項目




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