編集局報『えんぴつ』で意識改革を訴えとは? わかりやすく解説

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編集局報『えんぴつ』で意識改革を訴え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:07 UTC 版)

朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事における「編集局報『えんぴつ』で意識改革を訴え」の解説

朝日新聞 日本型組織崩壊』(文春新書)では、本件直後出され朝日新聞社内誌、編集局報『えんぴつ』の臨時特集読者投稿一部紹介している。 「朝日記者自身、実は一般庶民との感情大きな隔たり持っているのではないでしょうか。『取材』という名目笠に着て記者横暴になってはいないでしょうか」 「私がこの事件知ってすぐ思い起こしたのは少し前に聞いた知人の話です。(中略)この知人は、当時朝日新聞取材受けたのです。大新聞記者態度はおよそ礼儀とは程遠いのだったようです何よりも知人マスコミ不信にさせたのは活字になった自分言葉だったそうです。そこには知人言葉はなく、まるで記者により前もって用意されていたシナリオ知人立場借りて描かれていたかのようだったそうです」 「日常朝日読んでいて、疑問感想を持つことがある。これを支局電話するとまず、『本社言ってくださいと言われる。(中略朝日新聞記者)は官僚的である。コッパで鼻をかんだような不愛想、機械的な応答。『朝日新聞限ってそういうことはない』と返事をしたという記事見たが、さもありなんと思う」 世間からの批判驚愕した朝日幹部は、次号編集局報で全ての記者向けて以下のように意識改革訴えた。 「朝日新聞大筋においては相当良質ジャーナリズム提供していたという誇り影響力大きさ対す自負そういう元来プラスに働くべき要素が、かなり以前から悪い方向にも作用してある種のおごり、高ぶりというか、英語でいえばアロガンスが、前社長表現借りればサビのように編集現場にも広がっていた」 「どうか改革力をあわせて下さい今度それをやりおおせなければ朝日新聞社というところは、尋常なかけあい方をしても官僚的突っぱねたり、たらい回しにしたり、時には声高にねじ伏せたり、非を部分的に渋々としか認めない姑息な話のつけ方をしたり……といったイメージが、世間処々方々くすぶり、なにかの事件きっかけに、それがワッと出てくる。そういったことがこれから繰り返される違いありません」 同書では、「この“予言”は四半世紀経て恐ろしいほどに的中してしまう」と、本件から25年経て発覚した歴史的事件朝日新聞の慰安婦報道問題吉田調書背景にある、朝日記者日ごろからの「高慢さ」が、本件以後変わって居ない指摘した

※この「編集局報『えんぴつ』で意識改革を訴え」の解説は、「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の解説の一部です。
「編集局報『えんぴつ』で意識改革を訴え」を含む「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事については、「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の概要を参照ください。

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