網走港とは? わかりやすく解説

網走港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/26 12:45 UTC 版)

網走港
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網走港
Japan Hokkaidoにおける位置
所在地
日本
所在地 北海道網走市
座標 北緯44度01分27秒 東経144度17分04秒 / 北緯44.024167度 東経144.284444度 / 44.024167; 144.284444座標: 北緯44度01分27秒 東経144度17分04秒 / 北緯44.024167度 東経144.284444度 / 44.024167; 144.284444
詳細
開港 1980年昭和55年)4月1日
管理者 網走市
種類 重要港湾
統計
統計年度 平成27年
発着数 16,629隻[1]
取扱貨物量 380,649トン[1]
旅客数 176,668人[1]
公式サイト 網走港
帽子岩(2011年9月)

網走港(あばしりこう)は、北海道網走市にある港湾港湾管理者は網走市。港湾法上の「重要港湾」に指定されている。

北海道北東部のオホーツク海に面しており、網走川の河口部に位置する河口港から発展した。網走市北見市を中心とする北網地域の物流を支える港湾、沖合漁業沿岸漁業の基地としての役割がある[2]。また、旅客船や流氷観光船の発着場になっているなど[3]、観光振興の役割も担っている。

「帽子岩ケーソンドック」は網走港修築工事の付帯施設として大型ケーソン製作のために建設したもので、1923年大正12年)に竣工した[4]。天然の岩盤(安山岩)を掘削して壁面に利用した構造であり、現在でも使用している[4]2006年平成18年)には「土木学会選奨土木遺産」に認定された[4][5]

港湾施設

港湾施設の詳細については外部リンクの「港湾施設の現況」参照[6]

大型けい船岸等

  • 第1ふ頭
  • 第2ふ頭
    • 1号岸壁
    • 2号岸壁
  • 第3ふ頭
    • 1号岸壁
    • 2号岸壁
  • 第4ふ頭
    • 1号岸壁
    • 2号岸壁
  • 第5ふ頭
  • 南防波堤
    • ドルフィン

小型けい船岸等

  • 網走川川筋物揚場
  • 船入澗-2.0 m物揚場
  • 船入澗-4.0 m物揚場
  • 船入澗船揚場
  • 第1船溜まり物揚場
  • 事業用地物揚場
  • 第1物揚場
  • 第2物揚場
  • 第3物揚場
  • 新港船揚場
  • 新港小型船だまり-3.5物揚場
  • 新港小型船だまり-3.0物揚場

官公署

沿革

網走市中心部と網走港の空中写真(1977年(昭和52年)撮影の7枚を合成作成)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

脚注

  1. ^ a b c 平成27年 北海道港湾統計年報《概要版》” (PDF). 北海道. 2017年11月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y リーフレット.
  3. ^ 網走流氷観光砕氷船 おーろら”. 道東観光開発. 2017年11月28日閲覧。
  4. ^ a b c 網走港帽子岩ケーソンドックの解説シート”. 土木学会選奨土木遺産. 土木学会. 2017年11月28日閲覧。
  5. ^ a b 網走港帽子岩ケーソンドック”. 土木学会. 2017年11月27日閲覧。
  6. ^ 港湾施設(網走港)の現況” (PDF). 網走市. 2017年11月27日閲覧。
  7. ^ 外洋航海可能の観光砕氷船、「おーろら」デビュー-網走”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1991年1月16日). 2017年11月27日閲覧。
  8. ^ みなとオアシス網走”. 北海道開発局. 2017年11月27日閲覧。

参考資料

関連項目

外部リンク





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