統語法とは? わかりやすく解説

統語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 17:21 UTC 版)

タヒチ語」の記事における「統語法」の解説

タヒチ語の文は独自の特徴的な構造を持つ。文の中心的な要素アスペクト時制標識伴った動詞であり、文頭置かれる。その次に主語補語が来る。最後に動詞他動詞ならば直接補語つまり直接目的語が来る。よって、タヒチ語語順は「動詞主語補語」である。’uaamu ’o Tama i te i’a「タマ食べた」。ここで直接補語前置詞 i とともに現れている点に注意。これは目的語があることを示している。’ua hopu vau i te miti「私は海で水浴びした」。この文では、動詞にとって不可欠な場所の状況補語副詞)がタヒチ語では目的語であることに注意しなければならない非人構文タヒチ語では一般的である。’ua taata人がいる」。

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統語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 19:00 UTC 版)

イタリア語の文法」の記事における「統語法」の解説

基本的な事項のみを示す。 (主語) + (補語人称代名詞) + 動詞+ (補語) のような語順基本である。ただし語順比較的自由で、芸術分野ではかなり大胆な語順変更用い場合がある。イタリア語動詞人称変化単語品詞明確なため、ある程度語順変更は意味に曖昧さ生じない強調のためにあえて語順変更されることがある。たとえば主語最後にすることで動作主強調する。 例:Faccio io. - 私がする。 否定文動詞前に副詞 non をおく。補語人称代名詞があればさらにその前に置かれる否定の意味を含む代名詞文頭に来る場合 non省略される。 例:Lui non è studente. - 彼は学生ではない。 疑問文平叙文語順のままで文の終わりイントネーション上げることで表現される。 例: Lui è studente? - 彼は学生ですか? Sì, è studente. - ええ、彼は学生です。 疑問詞は、一般に文頭置かれ、文の終わりイントネーション上げる。 例:Quanti anni ha? - 何歳ですか? 代名詞主語とする文では主語省略されやすい。 例:Sei bella. - 君はきれいだね。 間接補語人称代名詞は、直接補語人称代名詞先立つ。 例:Me lo hanno regalato. - [彼らが]私に (me) それを (lo) くれました不定法命令法では、しばしば補語代名詞等が語末融合する。 例:Non posso farlo. - [私は]そんなことはできない。 (『デカメロン』などの古いイタリア語では動詞の遠過去型の語末融合することがある。例: pensossi = pensò + si =pensò tra sé )

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統語法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 15:17 UTC 版)

ヴェーダ語」の記事における「統語法」の解説

サンスクリット、特により古い時代ヴェーダ語上記複雑な文法を持つことから、無駄な表現余分な表現が多い日本語韓国語現代のインド諸語とは大きく異なり、高度で複雑な思考感情簡潔な文で表現できる。 その利便性故に古来より哲学文学自然科学社会科学分野頻繁に用いられるヴェーダ期が終わるころには、その高度な文法運用ために必要な規範定められる

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