統計量の計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 07:59 UTC 版)
「2-3 フィンガーツリー」の記事における「統計量の計算」の解説
より巧妙な例として、データ列の部分列に対する統計量(平均や分散)の効率的かつ安定な計算がある。 この場合、関数measureは「部分木が含む要素の数」・「平均」・「分散×要素の数」の組を返す。これらの値を合わせるとより大きな部分木に対する値を計算でき(en:Algorithms for calculating variance#Parallel algorithm)、モノイドとなる。 この値の組は要素の数を含んでいるため、位置を指定して木を分割できる。するとデータ列の部分列に対する統計量を計算できる。また、この計算方法はデータの和とデータの自乗の和から計算する単純な計算方法と比べて数値的に安定である。
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