経営者および個人事業主向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 21:53 UTC 版)
「アメリカン・エキスプレス」の記事における「経営者および個人事業主向け」の解説
4半期管理リポートや、オフィス・デポやフェデックスの宅配便などを利用した際に、割引を受けられるサービス「ビジネス・セービング」、ライフサポート・サービス「Club-Off」などのサービスを受けることができる。いずれも支払い方法は「一括払い」のみ。個人カードとビジネスカードの2枚持ちが可能。 カード会社による与信が設けられており、一般的に「業歴3年以上・黒字決算2期以上」とされているが、実際は申込み者の信用情報に問題がなければ、審査に通るものとされている。 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード グリーンカードのビジネス版で、年会費は12,000円+消費税。基本的なサービスが受けられるが、個人カードと異なり、ビジネス・ゴールドと同じく、プライオリティ・パスの発行は無い。 iPhoneのWalletに登録することで、Androidのおサイフケータイでは出来なかった、Apple Pay経由のQUICPay支払いに対応している。 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード ゴールド・カードのビジネス版で、年会費は31,000円+消費税。個人カードと異なり、ETCカードの発行は有料かつ年会費500円+税を支払い、プライオリティ・パスの発行は無い。ゴールド・ワインクラブなど、上記ビジネス・カードには無いサービス提供もある。 2017年(平成29年)2月1日に年会費26,000円から5,000円値上げされたが、個人用プロパーゴールドカードには無い、帝国ホテルに開設されるビジネスラウンジの利用契約権(別途月額費用支払)や、東京駅から東京都区部宿泊先への手荷物無料当日配送サービス、日本国内路線の旅客機遅延に関わる費用を補償する保険、ぐるなびとの提携による食事予約手配が、新たに自動付帯された。 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード 発行基準は不明だが、招待状が送られたり、社員から直接紹介されたカードメンバーのみ入会可能。個人向けプラチナカード同様、24時間365日のコンシェルジュサービス(ビジネスプラチナ・セクレタリーサービス)やプライオリティパス(プレステージ)、各種ロイヤリティプログラムの上級資格などが付帯される。 ただし、2017年2月に行われたビジネス・ゴールド・カードの付帯サービス追加に伴うサービス内容の変化については、1月末になっても全くアナウンスされておらず、ゴールドカードよりも低機能になってしまう可能性がある。 東京駅発着の新幹線乗車券をセクレタリーサービスに注文すると、近隣ホテルのラウンジカフェでドリンクサービスを無料で受けられる「コンフォートカフェ」が付帯されるが、発券金額が新幹線より高くなる夜行寝台列車では適用外となるため、注意が必要である。なお、セクレタリーサービスにJR券を発注した場合、運賃料金はカード決済されるが、券面に通常マルスでクレジットカード決済の際に印字される「C制」の表示がなく、全国のみどりの窓口で予約変更等の手続きが可能である。 これらのほかに、大企業向けのコーポレートカードがある。JR東海との提携コーポレートカードでは、東海道・山陽新幹線のインターネット予約「エクスプレス予約」が利用できる。 なお、日本国内においては非上場であることもあり、カードの発行枚数や会員数は非公開となっているが、海外の媒体資料には会報誌「CENTURION」と「DEPARTURE」における日本国内の購読数が記載されており、センチュリオンカードおよびプラチナカードの「おおよその発行枚数」を知ることができる。資料
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