プライオリティパスとは? わかりやすく解説

プライオリティ・パス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 21:41 UTC 版)

Priority Pass Limited
種類 外国会社
本社所在地 イギリス
3 More London Riverside, London, SE1 2AQ
設立 1992年[1]
業種 サービス業
所有者 The Collinson Group Limited
外部リンク www.prioritypass.com
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Priority Pass Limited(プライオリティ・パス)は、空港ラウンジに関するサービスを提供する企業である。また、同社が提供するサービスの名称である。

概要

世界中の1700ヶ所以上の空港ラウンジや施設と提携し[2]、サービスを提供している。特定のクレジットカードの会員が利用する事が出来る空港ラウンジとの最大の相違点は、空港での保安検査場を超えた場所に立地している点である。

会員

空港ラウンジを利用するには、会員となる必要がある。会員プランは、3つの種類があり、空港ラウンジの利用頻度に応じて申し込む事が出来る。

なお、提携しているクレジットカードの会員は、年会費が無料又は通常の年会費より安い年会費で入会する事が出来る。過去には、日本航空(JAL)のJALマイレージバンクの会員が、40,000マイルと交換する事で、会員資格が1年間有効な「プレステージ」を取得する事が出来た[3]

会員プラン

利用頻度に応じて3つのプランが設けられている。会員プランは次表の通り(金額の単位米ドル[4]

プラン 年会費 都度料金 備考
スタンダード $99 $35
スタンダード・プラス $329 $35 10回迄無料
プレステージ $469 無料

なお、同伴者も利用する場合は、会員のプランに拘わらず、35米ドルを支払う必要がある。但し、クレジットカードに付帯するプライオリティ・パスを利用する場合は、会員及び同伴者の料金が異なる場合がある。

会員証

ラウンジを利用するには、会員証を提示する必要がある。会員証は、プラスチック製のカード又はデジタル会員証を利用する事が出来る。後者は、ウェブサイトログイン又はiOSAndroidアプリケーションソフトウェアモバイルアプリケーション)をインストールすると利用する事が出来る。

利用可能空港

利用する事が出来る空港ラウンジは、ウェブサイト又はモバイルアプリケーションで確認する事が出来る。1つの空港において複数のラウンジを利用する事も可能であり、例えばシンガポールチャンギ国際空港はターミナル1から3で計11箇所のラウンジに入る事を可能としている。

ラウンジは、空港、空港ターミナルビル、航空運送事業者、航空連合その他のラウンジ運営元が提供するラウンジの内、指定されたものを利用する事が出来る。

日本

ここでは、ラウンジを利用する事が出来る日本の空港その他飛行場を挙げる。なお、ラウンジ以外の施設を利用する事が出来るものもある。

グループ会社

プライオリティ・パスは、次の各社がサービスを提供する[7]

同種のサービス

脚註

  1. ^ OUR STORY”. 2025年1月2日閲覧。
  2. ^ 空港ラウンジ”. 2025年1月2日閲覧。
  3. ^ 世界最大規模の空港ラウンジ・アクセス・プログラム「プライオリティ・パス」とJALが業務提携』(プレスリリース)日本航空、2016年10月6日http://press.jal.co.jp/ja/release/201610/003956.html2016年10月13日閲覧 
  4. ^ 会員プラン”. 2025年1月2日閲覧。
  5. ^ LOUNGE DAISEN”. 2025年1月2日閲覧。
  6. ^ ラウンジ・レセプション”. 2025年1月2日閲覧。
  7. ^ Conditions of Use”. 2025年1月2日閲覧。

外部リンク


プライオリティ・パス(国内外600ヶ所以上の登録制空港ラウンジサービス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 21:53 UTC 版)

アメリカン・エキスプレス」の記事における「プライオリティ・パス(国内外600所以上の登録制空港ラウンジサービス)」の解説

グリーンスタンダード会員1回あたり入場料が必要)に、ゴールド・カードスタンダード会員だが本人限り年間2回迄無料となる。

※この「プライオリティ・パス(国内外600ヶ所以上の登録制空港ラウンジサービス)」の解説は、「アメリカン・エキスプレス」の解説の一部です。
「プライオリティ・パス(国内外600ヶ所以上の登録制空港ラウンジサービス)」を含む「アメリカン・エキスプレス」の記事については、「アメリカン・エキスプレス」の概要を参照ください。

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