つむぎ‐おり【×紬織(り)】
読み方:つむぎおり
「紬(つむぎ)」に同じ。
紬織
名称: | 紬織 |
ふりがな: | つむぎおり |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 染織 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1990.04.25(平成2.04.25) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 紬は、本来、屑繭【くずまゆ】から作られた真綿【まわた】を手紡【てつむ】ぎにした糸で織られる丈夫な織物であり、糸づくり、糸染め、柄行【がらゆき】ともに素朴で、手のぬくもりを感じさせる地風【じふう】などはその特色の一つといえる。もともと全国の農家で自家用衣料として手機で織られたものだが、一般庶民にも広く着用されており、その産地は、主としてわが国の養蚕地帯を基盤に形成されている。 紬の歴史は古く、平安時代後期の文書にも見られるが、近年、染織作家の中から紬の野趣に富んだ風合と伝統的な加飾技法を生かして、従来の素朴な紬織の芸術的価値を高める傾向が現れ、わが国の伝統工芸の発展に優れた成果をあげている。 |
紬
(紬織 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 14:39 UTC 版)
紬(つむぎ)とは、紬糸で織られた絹織物。蚕の繭から紡いで、撚(よ)りをかけて丈夫な糸に仕上げて織ったもので、例外的に木綿を素材とするものを称することがある。紬の生地を縫製した和服を指す場合もある。
- ^ 橋本澄子編『図説 着物の歴史』(2005)p.99
- ^ “繭生産統計調査の概要”. 農林水産省(2012年07月6日). 2013年6月25日閲覧。
- ^ “ここから始まったんです。「生紬」と命名・生みの親「弓削徳明氏の生紬」の追憶”. 佐々木呉服. 2020年12月10日閲覧。
- ^ “登録3227961(商願平05-126015)”. 独立行政法人 工業所有権情報・研修館. 2020年12月10日閲覧。
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