箕面有馬電気軌道
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1907年(明治40年)、阪鶴鉄道の既得特許を生かして、箕面有馬電気軌道が設立された。速水は、同社の発起人並びに創立委員であり、監査役になった。そして、1908年(明治41年)4月に取締役に就任する。速水は、同社専務取締役の小林一三に、路線建設工事を一任される。 箕面有馬電気軌道は、後の神戸線を建設するため、神戸・西宮間の特許をもつ灘循環電軌を合併する。しかし、1916年(大正5年)6月、箕面有馬電気軌道に対して、同合併に関する株主総会決議無効確認訴訟が起こされ、速水は同合併手続きに直接関与したことで刑事責任を問われる。この訴訟は、1918年(大正7年)12月に箕面有馬電気軌道の勝訴判決が確定して終わる。
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箕面有馬電気軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:38 UTC 版)
1906年(明治39年)1月15日 箕面有馬電気鉄道創立発起人会設立。 1907年(明治40年)6月1日 箕面有馬電気軌道に社名変更。 10月19日 箕面有馬電気軌道創立総会開催。 1909年(明治42年)9月25日 新淀川橋梁が竣工。 1910年(明治43年)2月22日 宝塚本線梅田(現在の大阪梅田) - 宝塚間、箕面線石橋(現在の石橋阪大前) - 箕面間が竣工。 3月10日 宝塚本線梅田 - 宝塚間、箕面線石橋 - 箕面間が開業。 3月13日 池田車庫において開業式典を挙行。 6月 池田室町住宅地の売出しを開始。当時珍しい月賦方式による住宅販売。 7月1日 電灯電力供給事業を開始。詳細は関西私鉄の電力供給事業を参照。 11月1日 箕面動物園が開園。 1911年(明治44年)5月1日 宝塚新温泉(後の宝塚ファミリーランド)開業。 10月16日 宝塚本線、および箕面支線で貨物営業を開始。 1912年(明治45年)7月1日 宝塚新温泉内にパラダイスを新設。 1913年(大正2年)7月1日 宝塚唱歌隊(現在の宝塚歌劇団)を組織。 1914年(大正3年)4月1日 宝塚新温泉余興場において歌劇上演を開始。 1916年(大正5年)3月31日 箕面動物園を廃止(閉園)。
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