保存車・1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 23:42 UTC 版)
「箕面有馬電気軌道1形電車」の記事における「保存車・1」の解説
1は、1957年に阪急創業50周年を記念して開催された「交通文化博」の展示品として保存される事となり、車体は簡易半鋼製化後の車体に復元され、床下機器は手元にある部品を取りつけ、屋根にはパンタグラフとトロリーポールを載せた形で展示された。 その後は宝塚ファミリーランドの「のりもの館(旧・電車館)」に保存されていたが、同館の閉館後は正雀工場に移動した。正雀工場では、車体の再塗装や台車の交換などの補修作業を行っている。 現在は、年に2度の正雀工場でのイベント「阪急レールウェイフェスティバル」で展示される時以外は屋根つきの車庫に保管されている。2010年には製造100年の節目を迎えたが、大手私鉄の創業時の車両の保存車としては最も古い部類であり、大変貴重な存在である。
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