箕面森町線
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2007年秋に街開きした「箕面森町」の住民向けとして、同年5月に開業した箕面有料道路を介して千里中央駅とを結ぶ路線。 箕面森町 - 千里中央間を25分で結ぶが、箕面有料道路で通行止めなどの規制が行われた場合は運休することもある。千里中央からは国道423号(新御堂筋)を北進し、箕面新都心「かやの中央」の最寄停留所である白島、箕面有料道路を経由して箕面市止々呂美地内に入り、国道423号(旧府道豊能池田線)のバイパスを通ってバイパスの北端の中止々呂美から箕面森町へと入っていく。 街開きに先んじて2006年9月に大阪府がバス輸送事業者の公募を実施し、同年11月29日に阪急バスが選ばれた。この時点では運行本数を毎時2 - 3本、一日あたり40本ほど運行するという計画が発表されていた。 2007年10月1日にその約半分の17往復で暫定運行を開始し、2008年3月20日のダイヤ改正以降はほぼ想定通りの水準まで増便している。この改正時には「とどろみの森学園前」停留所が新設されている(計画当初は「小中一貫校前」)。さらに2010年3月20日のダイヤ改正では、箕面森町街区内への路線延伸・停留所新設および早朝5時台の始発便の繰り上げ、土曜ダイヤと休日ダイヤの統合などが行われた。 その後も本数を増やし続け、最新ダイヤとなる2020年4月4日のダイヤ改正では、平日朝ラッシュ時の千里中央行きの増発、同時間帯の近隣公園前発の一部便が地区センターを通過(経由しない)する直行便の新設、森町中三丁目 - 森町里山住宅口 間に「里山そらテラス」停留所の新設が実施された。なお、そらテラス停留所は、毎日昼間時の4往復のみ経由する。 途中の「中止々呂美」では、東能勢線の余野・牧方面との乗り継ぎも可能(割引は適用されない)。豊能町 - 千里中央間を移動する際にこの乗り継ぎを利用することで、従来の北大阪ネオポリス線(泉原経由)よりも割安で所要時間も短くなる場合がある。 なおこの路線では、スルッとKANSAI 3dayチケットなどの企画乗車券の使用が出来ない。 1系統:千里中央 - 白島(箕面森町行は乗車、千里中央行は降車のみ) - (箕面有料道路) - 止々呂美南 - 中止々呂美 - とどろみの森学園前 - 箕面森町地区センター - (箕面森町街区内) - 箕面森町近隣公園前毎日朝の一部便は、「箕面森町地区センター」で千里中央方面に折り返す便もある。 平日の千里中央発最終便(24:30発)は、通常運賃の2倍の料金が必要となる「深夜バス」として運行される。なお、終着停留所に25時を過ぎて到着する阪急バスの深夜バスは、この便のみとなっている(近隣公園前着25:02)。
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