第2シリーズ登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 10:24 UTC 版)
「土曜ワイド殺人事件」の記事における「第2シリーズ登場人物」の解説
鰐渕馬七(わにぶち ばなな) A子が仕える、甘蕉鰐島に隠居する老人。 多額の資産を持ち、A子に介護されながら私有する島で暮らしていたが、物語の冒頭で死亡する。遺産相続のために妹家族や自称隠し子らがやってくるが、妻子がなく妹も疎遠なため、自分に尽くしてくれたA子に財産を全て譲ると遺言状に書き残していた。また生前、落胤として息子が生きていたならば、右足の内股に赤い痣があると言っていた。 吉田(よしだ) 鰐渕に仕える執事の男性。 淡々と物事を進めてゆくが、実際には最も事態の混迷に寄与していた。 火水木金土(かみずき かねと) 鰐渕の顧問弁護士を務める老人。 鰐渕の遺産整理にあたり遺言状を持ってくる。 キヨさん 鰐渕に仕える非常に体の大きなメイド頭。 頭がコマに入りきらなかったり、上着のボタンをよく飛ばしたりしている。顔の縦線は陰ではなく前髪。 大竜黒子(だいりゅう くろこ) 鰐渕の妹で、遺産を相続しようと夫と息子を連れて島にやってくる。 顔が非常に丸く、感情が高ぶると膨らんで破裂させられる。夫は顔が上下に離れていて貧相。 名前は「クロコダイル」から。 ぴろし 大竜の息子で、ヒッピー風の容貌をしている。 A子を気に入り、遺産狙いのついでに交際を迫るが、滑って転んで死亡する。 有井鯨太(ありい げいた) 自称「鰐渕が愛人に産ませた落胤」として遺産を貰いに島へやってくる。 籍は入っていないが、出生証明書を根拠に遺産相続を求める。A子への相続を決めた遺言状を知ってからは、ひも子と共にA子を殺すことを画策するが、ワニに食い殺される。 名前は「アリゲーター」から。 斑野ひも子(まだらの ひもこ) 鯨太の婚約者で、ヘビのような容姿をしている。 A子を殺して遺産を得ようと鯨太に進言する。 ターザン 密かに島に住み着いていた青年。 20年前母親に連れられ島にやってきたが、置き去りにされ、サルに拾われ育てられた。A子に惚れ、島で起きる事件で暗躍していた。最終的にA子に求婚するが、大ダコの襲撃を一人で食い止めようとしたため、島に置いてけぼりにされる。 群馬県警の面々 鯨太の死亡を聞き、県警の船で島にやってくるが、上陸直前に大ダコに襲われ難破する。そのため田子と土手村以外の面々は最終ページまで漂流を続けており、今回は悪ノリもほとんど出来ずに出番を終える。 梅宮辰夫人形 「梅宮辰夫の漬物本舗」の店先にあった人形をロケハンで見かけ、予告編に登場させた。これを活用させるアイデアもあったと語っているが、実際に本編に出ることはなかった。
※この「第2シリーズ登場人物」の解説は、「土曜ワイド殺人事件」の解説の一部です。
「第2シリーズ登場人物」を含む「土曜ワイド殺人事件」の記事については、「土曜ワイド殺人事件」の概要を参照ください。
- 第2シリーズ登場人物のページへのリンク