第12話・魔王の城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:56 UTC 版)
「勇者ヨシヒコと魔王の城」の記事における「第12話・魔王の城」の解説
仏に諭され、再び勇者としての使命を果たすべく動き出したヨシヒコ一行だったが、魔王を守る最強の敵・ゴードンがそれを阻み、ヨシヒコを一蹴する。かつて魔王と戦い勝利したという伝説の勇者・ロトスケが所有している「勇者の剣」でなければ魔王の息の根を止めることは出来ない。今は小料理屋の主人として街に溶け込んでいるロトスケを訪ね、ようやく「勇者の剣」を手中に納めたヨシヒコは、魔王との最後の戦いに臨む。 ゴードン 演 - 野間口徹 魔王の秘書にして、魔王に仕える最強の部下。細身の体に詰襟の服を着用。一見話し方も穏やかで腰も低い優男タイプだが、強力な炎の呪文を操り、躊躇なくヨシヒコたちを攻撃。一度はムラサキ以外のパーティーを全滅させた。勇者の剣を手に入れて、再び城へ乗り込んできたヨシヒコにより倒される。 受付嬢 演 - 黒坂真美 魔王ビルの受付業務を担当している女。淡々と業務をこなす。 伝説の勇者ロトスケ 演 - きたろう(友情出演) かつて魔王と戦ったが、その優しさが故にとどめを刺せず、復活した魔王により封印されてしまった伝説の勇者。ヨシヒコの父・テルヒコに瓜二つだが別人。勇者であり、魔物使いでもある。 今は小料理屋「ロト」の主人として身を隠している。当初は勇者でないとしらばっくれたが、ヨシヒコの帽子にそっくりな板前帽を被り、剣を包丁の代わりに使い、バーナーの炎を避けるために盾を用い、魔物を店員として雇用するなど、否定の言葉とは裏腹に隠す気は無いように見える。「勇者の剣」を託すにふさわしい者か見極めるため、本物の剣を選ばせる試練をヨシヒコに課すも、正解以外の剣のメンテナンスを怠っていたためあっさり見破られてしまう。「鬼太郎」という言葉に妙に反応する。 魔王ガリアス ヨシヒコたちが対峙した最後の敵。ロトスケによれば、魔王の正体は、ある日宇宙より飛来した謎の生命体だという。地球に降下する際に肉体が砕け散り目玉だけになったが、高い生命力により全身を蘇生させた。その後、ロトスケによって一度倒されるも、彼の優しさによりとどめを刺されることは無く、再度復活した。一見、仮面を被ったマント姿の男だが、これは仮の姿である(主要人物・魔王ガリアスの項も参照)。真・ガリアス 声 - 中尾隆聖 勇者の剣の一撃で倒れたかと思われたガリアスだったが、嘲笑うかのように悠々と真の姿を現した。魔王ビルを覆うほどの巨体を誇る強大な魔獣。その角から放たれる電撃でヨシヒコ以外の全員を倒し、さらには魔王退治の装備をことごとく破壊。ゴードンが今際(いまわ) に発した「魔王は進化した」の言葉通り、魔王を倒す唯一の武器と称えられた勇者の剣さえも溶解してヨシヒコを窮地に立たせる。しかし万事休すの土壇場で、ロトスケに聞いた話を反芻し、目玉が魔王の核であり弱点であることを見抜き、最後に残った装備「無敵の靴」の真の使い方を悟ったヨシヒコが放った靴を両目に撃ち込まれ倒された。
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