第1巻 - 第2巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:26 UTC 版)
「GHOST GIRL ゴーストガール」の記事における「第1巻 - 第2巻」の解説
第1話 20XX年、死後の世界である黄泉の監獄に封印されていた多くの悪霊が現世への脱走した。 YOKOHAMAで、売れない女優クロエ・ラヴは悪霊に襲われたところを退魔請負人(ゴーストリーパー)をしているゴーストのカイ・イォドに助けられる。彼は、クロエとその主演のマイナー深夜ドラマ『ゴーストガール』の大ファンだった。カイは数週間前に悪霊が現世に脱走したことを話し出す。その説明によると、それぞれが自分と相性の良い人間を探し求めては憑依して操るのだという。そして、クロエがあらゆる霊を憑依可能な霊媒(オカルト)体質であり、そのせいで悪霊たちから狙われる危険性が高いことを警告した。人間に取り憑いた悪霊と戦うために、クロエがカイの頼みで彼を憑依させると彼女は魔法少女のように変身する。クロエは人体をすり抜けて中の悪霊のみを斬って消滅させた。カイは彼女を守りたいことなどを理由に、彼女の使い魔になる主従契約を持ちかける。 第2話 同日、クロエとカイの魂を食べようと、ゴーストのノエル・ウルタールが襲ってくる。彼は餓死した猫の霊で、いつも飢えを感じる呪いにかかり悪霊に堕ちかかっていた。しかし、カイを憑依させたクロエにより、呪いの原因のみが取りのぞかれ救われる。ノエルは負けを認め、彼女を気に入り自ら使い魔になった。アパート暮らしのクロエの部屋に2人のゴーストが同居することになる。 第3話 - 第6話 翌日、生活苦のクロエが新しいバイトを探そうとすると、カイが悪霊退治の仕事を勧めてきた。カイは自分が所属する黄泉の管理局アーカムバレットの極東部へと案内する。カイの旧友で極東部局長の女性ニャルラトホテプに試されて、ノエルを憑依させて変身したクロエはその強さと才能を認められる。無事アーカム所属の退魔請負人として採用された。クロエは、初めてカイと変身した様子が通行人に撮られてその動画がネットで拡散され〈ゴーストガール〉と呼ばれて話題になっており、コードネームはその名に決まる。 第7話 - 第13話 クロエがカイとノエルを伴って悪霊退治の初仕事をしていると、アーカム所属の同業者ドクター・ウェストが、使い魔のゾンビたちをクロエにけしかけてくる。彼は、クロエを殺して自分のゾンビに加えようとしていた。彼の使い魔のゾンビ少女ショゴスは、機械人形のような冷酷さと高い戦闘力でクロエを狙う。しかし、強力な悪霊が現れたため、彼女はそちらの相手を始める。苦戦する彼女を、クロエは怪我をしつつも助けようとした。その立ち振る舞いに感化されたショゴスは、クロエを特殊能力で治癒して心を開く。仲良くする2人を見たウェストは喜んでその関係を認め、カイとノエルもショゴスたちへの警戒を解いた。クロエはショゴスと共闘して悪霊を討ち破る。 それから数週間、クロエはまだ退魔の経験が浅いため、多くの仕事で実績を積み能力を高める。ニャルラトホテプは面倒な案件ばかり回して、クロエを人目のある所で戦うように仕向けたため、〈ゴーストガール〉の知名度は上がり続けていた。
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