第二次世界大戦とナバホ族とは? わかりやすく解説

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第二次世界大戦とナバホ族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 13:49 UTC 版)

ナバホ族」の記事における「第二次世界大戦とナバホ族」の解説

コードトーカー」も参照 ナバホ族も、他のインディアン部族同様に米軍兵として第一二次両世界大戦徴用された。インディアンのほとんどに米国籍が与えられ直後第二次大戦では、350,000人の全インディアン人口のうち、44,000人以上のインディアン男性米軍となったこの中でフォックス族やナバホ族言語は、対ドイツ対日本戦において暗号として使われた。暗号としてのナバホ語利用は、日本に対して行われたのであるナバホ語動詞は、主語格変化による活用だけではなく目的語性質によっても、それぞれ非常に複雑に語尾変化する。また発音も、白人にとっては奇妙なものであり、上に述べたコードトーカー通信文を録音したテープ聞かされ海軍情報部の兵士たちは「軟口蓋音や、鼻音や、舌のもつれるような音が続く奇妙な言葉で(中略)解読するどころか書き取ることさえできない」と語ったという。 こうした特性に目をつけたアメリカ軍は、第二次世界大戦戦闘において、彼らを暗号専門部隊として徴用した。すなわち、軍事的な指令文はナバホ族出身兵士によってナバホ語翻訳して送信され受信する側では、これもまたナバホ族出身兵士によって英語に翻訳されのであるこのような方式によって打電され暗号文は、日本軍には解読することは全く不可であった諜報合戦では後れを取った米軍[要出典]は、「ナバホ暗号部隊」を太平洋戦の切り札としたのである。 この「ナバホ暗号部隊」に参加したナバホ族長老は、太平洋諸島最前線日本人兵と至近距離向かい合った時には、「後ろにいる白人たちよりも敵である日本人のほうが自分たちと外見似ており、親近感覚え動揺した」と語っている。

※この「第二次世界大戦とナバホ族」の解説は、「ナバホ族」の解説の一部です。
「第二次世界大戦とナバホ族」を含む「ナバホ族」の記事については、「ナバホ族」の概要を参照ください。

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