第二次世界大戦とソ連の支配
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 04:41 UTC 版)
「ラトビアの歴史」の記事における「第二次世界大戦とソ連の支配」の解説
詳細は「バルト諸国占領」を参照 第二次世界大戦がはじまると1940年にソビエト連邦とナチス・ドイツの間で交わされた独ソ不可侵条約の秘密議定書によりソ連に併合され、ラトビア・ソビエト社会主義共和国が誕生。翌年ドイツ軍が侵攻してきたが、ラトビア人はこれを「解放軍」として歓迎した。しかしナチスによりリガ・ゲットーが創設され、多くのユダヤ人が虐殺と飢餓と病気による絶滅政策の憂き目に遭った。そしてゲットーの人口は急速に減少して行き、1943年に自主消滅した。しかもナチスに協力してユダヤ人を迫害するラトビア人もおり、その後1944年にソ連に再征服された時には、リガ・ユダヤ人は150人だけであった。 この過程で、バルト地方のバルト・ドイツ人はロシア人によって一掃され、民族構成は一変した(ドイツ人追放)。
※この「第二次世界大戦とソ連の支配」の解説は、「ラトビアの歴史」の解説の一部です。
「第二次世界大戦とソ連の支配」を含む「ラトビアの歴史」の記事については、「ラトビアの歴史」の概要を参照ください。
- 第二次世界大戦とソ連の支配のページへのリンク