白虎の村関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 08:48 UTC 版)
「BASARAの登場人物」の記事における「白虎の村関係者」の解説
ナギ 声 - 速水奨 / 同左 更紗がいた白虎の村の、医者であり予言者であり学者。判断力に優れ、冷静で聡明。 盲目だが未来を予知する能力があり、更紗を「運命の子供」と予言する。更紗はナギに絶大な信頼を寄せており、特に序盤はナギ自身や彼の教えを心の支えとする場面が何度も登場する。女性のような容貌だが男性。白虎の村では更紗と共に砂漠の緑化の研究をし、タタラ軍では医療班として活躍した。聖職者のような雰囲気もあるが、本人曰く昔はプレイボーイとしてならしたらしい。 外伝では、実はナギは国王の息子であり、朱理と浅葱の兄であるらしいことを匂わせている。子供の頃から聡明であったナギを恐れた鬱金王が、事故死に見せかけて彼を殺そうとしたが、運よく芭蕉に拾われて今に至ると語っている。ごれが事実であれば青の王とは母親の同じ兄弟となる。 角じい(かくじい) 声 - 飯塚昭三 / 玄田哲章 5月3日生まれ。 更紗達の白虎の村で、タタラ・更紗のお目付役兼剣術の師範。更紗が信頼を寄せる人物の一人。 元は東北の漁村の出身だったが、東北を治める黒の王に反発し網走刑務所に入れられていて、ただ1人そこからの脱走を成功させた経歴を持つ。 更紗の父親代わりでもあり、常に更紗の身を案じている。下戸で一切、酒は飲めない。性格は頑固だが人情深く涙もろい。白虎の村を滅ぼした赤の王を心から憎んでおり、赤の王と更紗の仲を知った直後も赤の王を処刑しようとするが、固く寄り添いあった2人の姿に手を下すことはできなかった。 タタラ 声 - 佐々木望 / 石田彰 8月15日生まれ。名前の由来は製鉄などの際に使用される道具(ふいご)から。 更紗の双子の兄。更紗を守るため「運命の少年」として育てられた。 性格は温厚で聡明であり、妹思いである。剣の腕も強かったらしい。赤の王の部下である錵山将軍に反逆者として殺害される。 千草(ちぐさ) 声 - 寺瀬めぐみ / 土井美加 タタラ・更紗の母親。泣きボクロを持つ落ち着いた美女。冷静で賢い。 村が赤の王に襲われた際に捕虜として捕まり、ひどい仕打ちを受けていたが、錵山将軍に助けられる。 錵山将軍亡き後、更紗の成長を思いあえて再会しないまま東北へと行き、王国側・鹿角側関係なく傷の手当てをして「戦場のナイチンゲール」と呼ばれていた。錵山と過ごす間に彼女自身も錵山に対して好意を持つようになる。この心境の変化は、彼女に更紗と朱理のことも笑顔で受け入れる優しさと慈悲を与え、後に更紗を白虎の呪縛を解くカギになった。 まーくん 声 - 高山みなみ / 大谷育江 更紗の幼馴染の元気な少年。更紗とも仲が良かったが、村を襲撃された際、タタラの身代わりと名乗り出て殺された。 ハル まーくんの母親。更紗から「まーくんのおばさん」と呼ばれる。息子を失い号泣するが、身代わりになったことを誇りだと言い決して恨みは持たなかった。更紗がタタラとして名乗りを上げた直後、皆がタタラの奮起に盛り上がる中、ただ1人、省みられることのない更紗のことを思いやって墓を作り、仲間から刃を向けられた更紗と朱理を庇うなど情の深い人物。村の崩壊後はタタラ軍に従事し、炊事や洗濯などの家事全般を請け負う。 柚香(ゆのか) 声 - (なし) / 根谷美智子 タタラのことを慕っていた少女。タタラの死後もタタラを名乗る更紗に対して尽くし続ける。最期は功を焦り赤の王の策にはまってしまった更紗をかばい死亡する。 飛車(ひしゃ) 白虎の村と同盟関係にあった落折の里の出身。落折の里が赤の王に襲われた際に落ち延び白虎の村と合流する。健脚の持ち主で偵察や伝達の任務を請け負うことが多い。
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