発言の概要とは? わかりやすく解説

発言の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 17:22 UTC 版)

2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の記事における「発言の概要」の解説

広島市における講演会の後、田母神自身田母神俊雄後援会公式ホームページの「田母神ルーム」で広島原爆慰霊祭についてのコメントで『慰霊祭参列者の中には広島市民も被爆者やその家族方々もほとんどいない、全国からバスなどで集まってきたある種思想持った人たちで、広島被爆とは全く関係のない人たちが参列しており、平和学習称して日教組先生方引率され小学生中学生いっぱい参列している』と主張しこうした事実テレビ新聞でも全く報道されていないとした。また広島原爆慰霊祭核廃絶政治運動であり、核廃絶以外の意見が公式には全く言えないような状況であるなか、広島講演したことは「言論の自由」の確保一定の効果があったなどと主張した。 ついで、8月24日第45回衆議院議員総選挙大阪府第17区改革クラブから出馬した西村眞悟応援演説堺市内の駅前立った際、広島平和記念式典を「左翼大会」と呼び、“広島在住知人から聞いた話”として「祈念式典出席者本物被爆者被爆者家族はほとんどいない。並んでいるのは全国から集った左翼一部政治勢力日本弱体化図っている」「広島市民も広島県民もほとんどいない」と発言麻生太郎首相が式であいさつしたことを「マンガです、ほとんど」と評した。 翌8月25日には宮崎県第1区から出馬した中山成彬応援演説でも「慰霊祭左翼運動。あそこに広島市民も県民もほとんどいない。被爆者2世もいない。左翼ばかりだ。並んでいるのは全国から集まった左翼一部政治勢力日本弱体化図っている」などと大阪行なった同様の演説をした。なお中山とはサイゾー2008年12月号対談し外交問題歴史認識意気投合したという。さらに26日には大阪八尾市において大阪府第14区出馬した衆議院候補応援演説で「反日運動」と批判した。なお田母神本人によれば発言根拠については「広島知人がみんなそう言っている」からというものであり、その後講演繰り返し同じ話をしているという。 田母神朝日新聞社による電話取材9月15日応じたという2009年9月18日記事大阪本社版によれば一連の発言根拠は「(8月6日の)講演前後広島の人たちに聞いた。ざっと20人くらいの、社会的地位のある方だ。名前は言えない」であるとし、発言繰り返す理由として「広島の人から『田母神さんは発言力があるからぜひ言ってください』と頼まれいるから言っているだけだ」としている。また朝日新聞によれば平和記念式には被爆者自民党員参加しているのではないかという問について田母神は「しているかもしれないが、全体から言えばほとんどいないはずだ」とコメントしたとしている。

※この「発言の概要」の解説は、「2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の解説の一部です。
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