生誕から海軍士官時代とは? わかりやすく解説

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生誕から海軍士官時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 05:09 UTC 版)

宇野収」の記事における「生誕から海軍士官時代」の解説

1917年京都市上京区(現・左京区東丸太町野村家で3人兄妹次男として生まれる。2歳時に妹の出産時産褥熱原因で母が亡くなり、錦林小学校4年生時に銀行員だった父も逝去した。その後父の遺産貸家生計立てた継母育てられ京都三中進学成績校内上位だったが受験直前肺尖カタルかかって一年間浪人し、旧制三高入学した自宅から三高までは徒歩20程度の距離だったが兄の勧め学生寮入り水泳部で選手マネージャー務めた北村久寿雄一緒に泳いだ事もあったという。統制経済傾向強まっていた事から官僚目指し東京帝大受験し東京ドイツ語予備校での1年間浪人経て法学部政治学科入学2年生の夏に同級生本田早苗とともに高文試験対策勉強をしたが、難度の高さから進路変更したという。三井物産勤務していた兄の影響など三菱商事受けたところ、日本化成工業への配属打診された。一方で海軍短期現役主計科士官にも合格したため、徴兵されると兵となる事などを考え休職の形を取って海軍入っている。 第二次世界大戦のため卒業繰り上げられており、1942年大学卒業して海軍経理学校入学半年間の訓練を受け、1943年2月中尉として海軍航空本部から名古屋市監督官事務所出向している。1年後軍需省東海軍需監理部移り航空機生産管理担当してアセチレンガスの手配などを行なった当時の上官は岡田資で、後々まで尊敬するほど偉大な上司だったという。1945年3月親戚にあたる宇野賢一郎の一人娘結婚し、3人の子儲けた後に野村から宇野改姓している。名古屋終戦迎えて残務整理終わった1945年11月復員したが、日本化成工業には辞表送ってしばらく無職となっていた。

※この「生誕から海軍士官時代」の解説は、「宇野収」の解説の一部です。
「生誕から海軍士官時代」を含む「宇野収」の記事については、「宇野収」の概要を参照ください。

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