現役力士としてとは? わかりやすく解説

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現役力士として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:34 UTC 版)

出羽ノ花國市」の記事における「現役力士として」の解説

1909年3月1日東京府南葛飾郡大島町(現:東京都江東区大島)で肥料会社を営む家に生まれ石川県能美郡(現:石川県小松市)で育つ。既に9歳体重が60kgに達して怪童話題になり、実家得意先世話出羽ノ海部屋紹介された。毎週土曜日には地元巡査迎え部屋行って関取相撲取らせてもらったり、出羽海によって遊びに連れて行ってもらったり、部屋宿泊する時は豪華な文房具お土産貰ったりするなど可愛がられた。 その後本格的に相撲取り組むこととなり、1925年1月場所で「出羽ノ子」という四股名初土俵を踏む。1930年5月場所十両昇進を果たすが、1932年1月勃発した春秋園事件によって、一度幕下降格しいながら抜擢され一気新入幕を果たす(同期入幕双葉山定次がいた)。この時に出羽ノ花」に改名したが、新入幕直後腸チフスによって2月場所、3月場所休場したため、十両降格となったチフス完治させて1934年1月場所に再入幕するが、出羽ノ花相撲正攻法過ぎて上位力士にまるで通用せず、出羽海も「あいつ(出羽ノ花)に駒ノ里の出足でもあれば大関になれるのに」と嘆いたこともあるという。1940年1月場所3日目幡瀬川邦七郎戦で内掛け受けて敗れた際に右膝関節内出血重傷負い同年5月場所全休したのを最後に現役引退した通常通り歩けるまでに一年要し、この怪我後遺症によって足が曲がってしまい、両足揃えて立つことが出来なくなった1936年5月場所では初日敗れてから勝ち・負け交互に続く「ヌケヌケ」だったことがある。この当時一場11日興行のため、最終的には5勝6敗で負け越した

※この「現役力士として」の解説は、「出羽ノ花國市」の解説の一部です。
「現役力士として」を含む「出羽ノ花國市」の記事については、「出羽ノ花國市」の概要を参照ください。

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