現代にいる者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:46 UTC 版)
高松 恵美子(たかまつ えみこ) 詳細は「#主要人物」を参照 山田 信一(やまだ しんいち) 詳細は「#主要人物」を参照 翔の父親 翔の帰還を願いつつ、翔を助けたいあまりに精神的に追い詰められ、常軌を逸した行動を繰り返しているようにしか見えない妻を案じている。妻の恵美子と比べて存在感は薄い(原作では本名も不明である)。翔がメッセージを送る対象は常に「おかあさん」であり、「おとうさん、おかあさん」と二人セットで思い浮かべるケースも稀であり、回想シーンも含め、翔と直接接触する場面も無いほどである。小説版では下の名前は「俊男」(としお)になっている。 馬内 守也(ばない もりや) 学生。漂流当日、大和小学校の校長室から給料を盗んだ犯人。長谷田徳十(はせだ とくしげ)という24歳の男と共に忍び込んだが、長谷田は漂流の時に死亡し、馬内は片腕と右顔面だけが未来へ漂流してしまう。年齢は23歳。どうやらピストルを所持していたらしく、話の序盤で畑や関谷によりそれが使用されている。 最終的には未来に漂流した片腕が帰還を妨害しようとした関谷を殺害。その際にナイフで滅多刺しにされながらもユウちゃんと共に顔と腕が現代へ帰還した。 大友の母 一途に息子を想い続ける恵美子とは逆に、多くの母親たち同様、子供たちの帰還を諦めきっている。(しかし小説版では、内心は息子の身を案じ続けており、我が子の帰還を信じて行動し続ける恵美子のことを羨ましいと思っている)。小説版では、下の名前は「トキヨ」になっている。 ユウちゃんの母 高松家の玄関で恵美子を待ち伏せしていた。恵美子に向かって「勇一がいなくなったのは翔の所為」とまくし立てる。 大木(おおき) プロ野球選手。所属チームは明らかでないが、ユニフォームには「GIAN」と書かれている。背番号は「6」。翔や信一は彼の大ファン。どのようなピンチでも切り抜ける逆境に強い選手らしい。だが実際には体力に限界が来ており、人々のイメージを壊さないため引退を考えていた。死球を頭部に受けて運ばれた病院で、誘拐犯から子供を助けた際、誘拐犯に首を刺され絶命。その遺体は病院にてミイラとして永久保管される事となる(原作では理由不明だが、後述の小説版ではその旨が語られている)。その際に駆けつけた恵美子が未来でペストに侵されている翔達を救うため、彼の遺体にペストに有効なストレプトマイシンを詰めた事で、未来の翔たちを救うことができた。 エンジェル4 アイドルグループ4人組。恵美子が乱入したテレビ局の歌番組で歌っていた。年齢は不明だが、恵美子は「翔たちと同じくらいの歳」と言っている。
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