うし‐はこべ【牛繁＝縷】
うしはこべ (牛繁縷)
●わが国の各地をはじめ、北半球の温・暖帯地方に広く分布しています。山野に生え、高さは２０～５０センチになります。茎の節に近い部分は暗紫色です。葉は卵形で、上部では茎を抱きます。４月から１０月ごろ、小さな白い花を咲かせますが、花弁は深く２裂します。雌しべの花柱が５個あるのが特徴です。
●ナデシコ科ウシハコベ属の多年草で、学名は Myosoton aquaticum。英名は Water chickweed, Giant chickweed 。
ナデシコのほかの用語一覧
| ウシハコベ： | 牛繁縷 |
| オオヤマフスマ： | 大山衾 |
| カスミソウ： | ギプソフィラ・レペンス 霞草 |
| サボンソウ： | さぼん草 サポナリア・プミリオ |
| センノウ： | アメリカ仙翁 |
ウシハコベ
(牛繁縷 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/17 22:02 UTC 版)
ウシハコベ（牛繁縷・牛蘩蔞[5]、学名: Stellaria aquatica）はナデシコ科ハコベ属の越年草、ときに多年草。属を独立させ、ウシハコベ属とし、学名を Myosoton aquaticum とする場合がある[4][6][7]。市街地から畑など身近に見られる野草で、食用することもできる。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Stellaria aquatica (L.) Scop. ウシハコベ（標準）”. BG Plants 和名−学名インデックス（YList）. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Myosoton aquaticum (L.) Moench ウシハコベ（シノニム）”. BG Plants 和名−学名インデックス（YList）. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Malachium aquaticum (L.) Fr. ウシハコベ（シノニム）”. BG Plants 和名−学名インデックス（YList）. 2023年3月18日閲覧。
- ^ a b c d e 『山溪ハンディ図鑑1 野に咲く花』p.345
- ^ a b c d e f g h i 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 25.
- ^ a b c d e f 『日本の野生植物草本II離弁花類』pp.36-39
- ^ a b c d e f 『新牧野日本植物圖鑑』p.85, p.1318
- ^ a b c d 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 185.
- ^ 久志博信『「山野草の名前」1000がよくわかる図鑑』主婦と生活社、2010年、16ページ、ISBN 978-4-391-13849-8
[続きの解説]
「ウシハコベ」の続きの解説一覧
- 1 ウシハコベとは
- 2 ウシハコベの概要
- 3 名前の由来
- 4 ウシハコベ属
「牛繁縷」の例文・使い方・用例・文例
- 牛繁縷という植物
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牛繁縷と同じ種類の言葉
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