災害ジャーナリストとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 17:13 UTC 版)
「種田守倖」の記事における「災害ジャーナリストとして」の解説
地震や火山等による自然災害に強い関心と豊富な知識を有している。 自身の番組などを通じて正常化の偏見(正常化バイアス)について語ることが多い。 東日本大震災発生直後からウェブラジオFMCを緊急特番体制とし、被災地を応援する番組を連日放送した。「津波災害への警鐘を鳴らし続けてきたが、比較的リスナーが多いとされる東北地方で多数の犠牲者が出たこと。自分の無力を思い知った」と番組内で何度も語っている。 マスコミの災害報道およびコミュニティ放送の災害時の体制についても猛烈に批判。災害時に役立つ全く新しい形のメディアが必要だという認識の下、「災害放送局」というスタイルの事業体が必要だと訴えている。 福島県の被災者を応援する『I love you & I need you ふくしま』(2011年)『猪苗代湖ズ』のPVを見て感動。『I love you & I need you ふくしま/勝手に熊本版』を2日で撮影。 東日本大震災以降、約100年周期と言われている熊本の内陸型地震(金峰山地震)について随時発言。布田川・日奈久断層帯についても警告を発し続けた。 2016年4月14日の熊本地震(前震)発生直後の22時19分(前震から53分後)から緊急放送を開始。24時間以上不眠不休でレポートを続けた。 2016年4月16日の熊本地震(本震)直後、母校でもある熊本市立大江小学校(指定避難所)に避難。一旦、同体育館内の一角に落ち着くが、同日夜「いびきを止めて下さい」と経験の浅い運営者に揺り起こされ「睡眠中のことなので約束はできない」と、単身体育館を出て運動場に駐めていた軽自動車で車中泊を開始。以後、車中泊は3週間に及んだ。深夜など、同車内から避難所の実情を連日放送した。熊本地震関連の特別編成では2016年8月31日まで計87本のレポートを放送。
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