灰島法律事務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:03 UTC 版)
「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の記事における「灰島法律事務所」の解説
灰島が主人公として描かれた『弁護士』にも登場。 灰島秀樹 演 - 八嶋智人 灰島法律事務所 代表弁護士 豊富な知識と完璧な理論武装を武器に、裁判に勝つためには手段を選ばない。「真実は金にならない」が信条で、高額の報酬さえ貰えば真実をも捻じ曲げて弁護を行なうため、「訴訟パラノイア」の異名をとる。かといって守銭奴というわけでもなく、裁判も勝つために必要とあらば億単位の金を投入することも辞さない。仕事の際は(裁判に勝つための手段として)相手の情に訴えかけることはあっても、あまり自身の感情を挟むことはない。その手腕は確かで、顧客には政治家・財界人も多い。 篠田真一 演 - 吹越満 副代表 弁護士 灰島法律事務所のNo.2。事務所のマネージャー的な役割を担っており、灰島のスケジュール管理、事務所の金銭管理、マスコミ向け取材時など公の場でのスポークスマン役などをつとめる。灰島からゲーム機を取り上げるのも彼の役目。ミーティング時は事務所の特徴である舞台状テーブルには着かず、全員を見渡すような位置を取る。他のメンバーからも実質的なリーダーとして信頼されており、個人的な悩みの相談を受けたりもしている。 灰島の片腕として働いているが、心から忠誠を誓っているわけではなく、彼の精神的な脆さも心得ている。そのため、灰島が仕えるに値しなくなったと見るやすぐさま反旗を翻し、他のメンバーを引き連れて灰島の敵に回ったこともあった。 事務所の受付嬢とも浮名を流すプレイボーイで5回の離婚歴があり、現在そのうち3人の元妻と裁判中。弁護士としての腕もかなりのもので、灰島が得意とする聴衆の心情を煽るテクニックも使いこなすが、「自分の弁護は苦手だ」と弱音を吐く一面もある。 髪型、特に前髪の形には強いこだわりがあるようだがセンスは独特で、同じく個性的な髪型の根本、流川とは互いに変だと言いあっている。 河野脇子 演 - 松永玲子 弁護士 灰島一派の紅一点で、白のスーツに無表情で濃い目のメイクが特徴。髪型は松永玲子曰く、「ヘルメット」。他人の過去を調べ上げ陥れるのが大好き。灰島のロースクール時代の話を聞いて彼の下で働くことを決意したと語っており、弁護士として灰島を深く尊敬しているようである。また、密かに男性としての好意も抱いているらしく、彼から気まぐれで食事に誘われた時には不似合いなほど派手な赤いドレスを着てきて、不気味な口調でアプローチをかけていた。ショッピングが趣味。 渡部広太 演 - 佐藤恒治 弁護士 コンピューターに強く、インターネットなどを駆使して灰島の裁判相手の調査をするのが主な任務。その能力は高く買われているが、最近では人の過去や後ろめたいことを探ることに快感を覚えるようになってしまい、このままでいいのかと悩んでいる様子。 ボソボソとした不気味な口調で姿勢が悪く、灰島事務所の中でもとりわけ暗い印象の人物。 根本強兵 演 - 野間口徹 弁護士 常に流川と行動を共にし、尾行や証拠写真の収集など諜報的な任務を担当。携帯しているデジタルカメラで事あるごとに写真を撮っている。髪型はマッシュルームカット。時計は流川とおそろい。 流川茂 演 - 村上航 弁護士 根本とともに諜報的な任務を担当し、事あるごとにデジタルカメラで写真を撮っている。外跳ねの効いた髪型が特徴。時計は根本とおそろい。
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