源頼定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:31 UTC 版)
源 頼定(みなもと の よりさだ)は、平安時代中期の公卿。村上天皇の第四皇子である一品式部卿・為平親王の次男。官位は正三位・参議。
- ^ 『小右記』
- ^ 『続本朝往生伝』
- ^ 『権記』
- ^ 疑わしく思った東宮は綏子の異母兄道長に実検を命じた。道長は綏子の許に参上するや、いきなり彼女の着ていた衣を荒っぽく開いて乳房を捻り、母乳が迸ったのを確認して帰参し、東宮に密通懐妊の事実を啓上した。東宮は頼定を憎らしく思う上で、「道長もそこまでしなくてもよかったのに」と、異母兄の去った後で大層泣いたという綏子の心中を思いやって少し不憫にも思ったとも伝わる
- ^ 『大鏡』第四巻、「太政大臣兼家」
- ^ 巻第十一、「つぼみ花」
- ^ 長和5年4月21日条
- ^ 『承香殿の女御』
- ^ 『左経記』
- ^ 『小右記』
- ^ 『栄花物語』巻第三十四、暮まつほし
- ^ 『平安時代史事典』角川書店、1999年、2202頁
- ^ 『承香殿の女御』中公新書、1970年
- ^ 『僧官補任』
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