洞窟の概要とは? わかりやすく解説

洞窟の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 01:23 UTC 版)

瑜伽洞」の記事における「洞窟の概要」の解説

洞窟定泉寺本堂の裏手にある小さな舌状台地地下にあり、上中下の三段構造途中道がいくつも枝分かれしている。内部には行者道という順路定められており、これから外れた道には入ることができないよになっているため道に迷うことはない。一部封鎖されている場所があるのは、ただ単に道が崩れていて危険であるという理由宗教的な理由とがある。行者道に沿って電灯設置されており、行者に関して足元もきちんと整備されている。 洞窟10前後の広い空間通路で結ぶような形で作られているが、この広い空間通路壁面天井には曼荼羅十八羅漢刈萱道心仏教説話などが彫られている。また西国三十三所坂東三十三箇所秩父三十四箇所四国八十八箇所壁画は、それらをすべて回ることで巡礼したことの代替とするものである。さらに、足柄山金太郎描いたものなど庶民的ともいえる彫り物もある。洞内には音無川などいくつも流れており、やわらかい地層中にこれらの彫り物保たれているのはこの湿気のためである。洞内には仏像などが安置されてもいる。瑜伽洞は現在でも住僧や一般からの希望者による修行の場であり、厳粛な宗教空間となっている。 上記通り内部には崩壊がおきているため正確なところは明らかではないが、この洞窟全長はおよそ1キロメートルほどと推定されている。測定可能な部分については全長が約540メートルであることが判っている。また内部気温季節問わず16前後となっている。 毎日午前9時から午後4時半までが拝観時刻である。拝観には定泉寺受付拝観料大人400円)を納める洞窟内には電灯整備されているが仄暗いため、受付蝋燭をもらいそれを点して洞窟に入る。

※この「洞窟の概要」の解説は、「瑜伽洞」の解説の一部です。
「洞窟の概要」を含む「瑜伽洞」の記事については、「瑜伽洞」の概要を参照ください。

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