殺害遺品の権利者(オーサー)と代償(インステッド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:05 UTC 版)
「断裁分離のクライムエッジ」の記事における「殺害遺品の権利者(オーサー)と代償(インステッド)」の解説
スレジハンマの権利者 声 - 遠藤大智 殺害遺品「破砕粉壊のスレジハンマ」の権利者。本名については触れられておらず、劇中でも殺害遺品にちなみ「スレジハンマ」と呼ばれていた。 かつて殺人衝動に駆られ殺人を繰り返した結果廃人同然となり、監獄で厳重に監視されていたが、殺人ゲーム開始と同時に脱獄。 行く先々で殺人を行いつつ祝を殺そうとしたものの、切に両手の腱を切断されたことにより殺害遺品の支配が弱まったため、その場を逃走したが、その直後に正義のルールブックに裁かれ、翌日に縊死体となって発見された。 尚、代償は存在しなかったものと思われ、それにより殺害遺品による心理的ダメージが蓄積してしまったという。 軽子 瞳(かるこ ひとみ) 声 - 井上喜久子 ピアニストで、殺害遺品「交響歓喜のピアニシモ」の権利者。 盲目だがピアノの腕は一流で、普段は地下バー「Velvet」でピアノを演奏している。殺害ゲームに参加する気は全くなく、時折自分達の動向を探る醜聞のメンバーを始末している。店に訪れるようになった祝の相談に乗っている。 小泉 芳一(こいずみ ほういち) 声 - 子安武人 調律師。殺害遺品「交響歓喜のピアニシモ」の調律をしている。 聾唖者で耳が聞こえず、他人との意思疎通は携帯の音声認識ソフトを介して行っている。ピアニシモの代償として瞳の演奏を最後まで聞いている。 中嶋 正義(なかじま せいぎ) 声 - 石田彰 殺害遺品「判決執行のルールブック」の権利者。表沙汰に出来ない犯罪者をルールブックの能力により裁いており、警察機関からも秘密裏に協力者として認められ、醜聞とも繋がりがある。 叶えたい願い事は特に無く、自らの力を誇示するために殺害遺品の権利者である殺人鬼の罪を裁くことを目的としており、ハンマの権利者を殺害した張本人でもある。 しかし、要請された者以外の犯罪者まで独断で裁いたため、警察からも疎まれるようになり、遂には醜聞のパーティーに招待された切と祝の前に現れ、切をも殺そうとするが、ウィッチー卿の手の者によって阻止され、殺される。 銭形 小桜(ぜにがた こざくら) 声 - 長妻樹里 婦人警官。正義感は強いが、多少ドジな所がある。 正義のルールブックを使った所業を止めようと幾度も彼の行く手に立ち塞がるが、毎回ルールブックの能力により首を絞められ気絶させられていた。 警察の柔道講習の時に絞め落とされて以来、首を絞められ意識を失うことに快楽を得るという性癖を持つようになっており、実質ルールブックの代償になっていた。正義のことを手の掛かる弟のように思っている。 四方堂 瑠架(しほうどう るか) 声 - 日笠陽子 十草高等教育学校生徒会副会長で、殺害遺品「愛玩屠殺のペットウィップ」の権利者。赤毛が特徴の美女。グッズの力で露見男を支配しているものの、実際は純粋に彼に想いを寄せており、その気持ちをうまく表現できないでいる。 幼馴染の露見男と常に行動を共にし、十草教育学校行事のオリエーティングで、祝を殺そうと男子生徒をペットウィップの能力で支配し、襲わせたが失敗。戦意喪失し、殺人ゲームから降りた。その後は学校の先輩として切たちに協力している。 雑賀 露見男(ざいが ろみお) 声 - 中村悠一 十草高等教育学校生徒会長で、資産家の息子。ペットウィップの代償。幼いころから周囲の人気者だったが、そのことが瑠架が権利者になったきっかけになった。しかし彼本人はちゃんと瑠架を想っており、ペットウィップの能力とは無関係に、自らの意思で瑠架に服従することを心底望んでいる。 毎晩のようにペットウィップで打たれ続けてきたため、身体能力は通常の人間よりも強化されている。瑠架に協力し祝を殺害しようとするが失敗する。
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