殺害者に対する審判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/20 13:18 UTC 版)
「レイモンド・イエローサンダー」の記事における「殺害者に対する審判」の解説
1972年5月、AIMの要求によって、ネブラスカ州アライアンスで、イエローサンダー殺害の再審理が開かれた。犯人として再逮捕されたレスリー・ヘアー、メルヴィン・ヘアーの兄弟、バーナード・ラター、ロバート・ベイリス、ジャネット・トンプソンの「ヘアー・ブラザーズ」たちが殺人罪で起訴された。 5人のうち、ジャネット・トンプソンは何の罪状も科せられなかった。3人は殺人と不法監禁の嫌疑をかけられた。結果、「第二級殺人罪」で、ヘアー兄弟の兄レスリーに懲役6年、弟メルヴィンに懲役2年、罰金500ドルという判決が下された。 なんら落ち度のない人間に対する殺人の刑としては軽すぎる判決だったが、デニス・バンクスはこう述べている。「もしAIMが抗議しなかったら逮捕も起訴もなかっただろう。それを思えばこれは、実質的なインディアンの大勝利だった」
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