段位・級位とは? わかりやすく解説

段位・級位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 09:25 UTC 版)

段級位制」の記事における「段位・級位」の解説

段位及び級位それぞれ武道芸道スポーツ遊戯において現在の技能過去の実績などの段階を示すものである一般的には段位級位の上位にあり、初級者は級位から取得し段位認定目指すことになる。段位は、初段(「一段」という表記慣例的に用いない)にはじまり、十段最高位とする10段階で構成されていることが多い(例外もある)。級位1級上限とし、初段1つ下が1級1級1つ下が2級であり、級位下限カテゴリーによって異なる。剣道のように八段を最高段位とするケースもある(九段十段2000年廃止された)。 能力勝率)などが上がれば昇級し下がれば降級する制度場合例え将棋奨励会など)、段級位現在の実力目安といえる。しかし、多く段級位制タイトル奪取大会優勝試験合格経験年数、勝数、授与者の裁量などで昇級するが、能力衰えて基本的に降級しない(例え将棋プロ棋士段位など)。この場合は、段級位現在の実力というより、過去の実績や、その世界で序列示していると考えるのが相当である。 まず江戸時代名人碁所本因坊道策囲碁において導入し、それが将棋でも採用され明治時代になって武道芸道などに広がっていった。現在のプロ囲碁界将棋界においては、最高の段位九段である。「十段」は段位ではなく十段戦 (囲碁)」、「十段戦 (将棋)」のタイトル獲得者に与えられる称号である。プロ将棋界では、十段戦発展的解消竜王戦創設1987 - 1988年度)に伴い、「十段」の称号なくなった。ただし、過去多数獲得した者に与えられる永世十段」の称号は、十段戦終了後残っている(実際に中原誠はこの称号現役のまま名乗っていた)。囲碁・将棋世界で棋士を呼ぶ際、「梅沢由香里五段」「瀬川四段」のように、氏名または名字の下に段位をつけて呼称することが通例である。

※この「段位・級位」の解説は、「段級位制」の解説の一部です。
「段位・級位」を含む「段級位制」の記事については、「段級位制」の概要を参照ください。

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